七十話_旧晩香堂_ ページ30
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首領との再会、その翌日。
今後の為の準備を行っていたところ、「旧晩香堂に参集せよ」との通達があった。
無下限呪術で直ぐに移動したが、まだ時間がありそうだったので呪具の確認その他諸々をしておいた。
……そういえば云って無かったけど、前世で四次元にぶち込んだ呪具はこっちでも使えるらしい。気付いた時は感動した。
一通り確認も終わった頃に社長が登場。
探偵社を守る方法について治に説明を促し、其れに従って軽い調子で説明される。
「我々は人員を
まぁ攻勢に組まれるだろうな。
正直、武力だけなら私一人でもどうにかなりそうですらあるし。
…ん?想像できない?
…じゃあ分かりやすく云うと、悟が組合に単独で攻撃仕掛けて負けると思う?って事。
「有り得ない」ってなるでしょ?そういうこと。
「守勢は社長、乱歩さん、与謝野さん、賢治君。
そして攻勢は二組に分割し、国木田君・谷崎君、そして私と敦君。
谷崎君の隠密能力と私の異能無効化で敵の横あいを叩く。
最後にA、君は単独行動。君の事だし何か策があるんだろ?」
「正解。流石だね」
「それほどでも」
何となく嬉しそうだね治。
一見分からないけど隠しきれてないぞ。
「ついでに云っておくと、協力者に安吾と作之助を巻き込んでる」
「え何ソレやる気湧いてきた」
「最初から湧いとけ」
社の今後掛かってるんだからやる気位初めから出しなさい。
白い目で見ていると普段通りのおちゃらけた様子で元の立ち位置に戻って行った。もういいよ、君は其の儘で。
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Lara - 今日初めて見つけたんですけど好きすぎて一気に全話読んじゃいました!更新も気長に待っときまーす! (5月10日 21時) (レス) @page34 id: f21b034dc4 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - ウゥ……き、気長に待ってますよぉぉッ! (2月21日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 又、ツイステは私もクルーウェル先生が大好きなのでそう言って貰えてとっても嬉しかったです。これからもずっと、よんこいちさんの活動を応援しております。2回にわたり長々と失礼しました。 (2月4日 12時) (レス) id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - コメント失礼します。よんこいちさん、更新についてきちんと伝えて下さりありがとうございます。私は、作者さんが使命感などのザワザワとした気持ちを持った状態でいられることは、私も経験があるので不安です。できればふわっとした気持ちで楽に過ごして欲しいです。 (2月4日 12時) (レス) @page34 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
トッテン - 作者からを読ませていただきました!私も中々手が進まない時よくあって気持ちめっちゃわかります…。この作品大好きなので何年でも待ち続けます!!アニメのマルソーの場面めっちゃ好きでしてこの小説はギルド戦で終わりにするという感じでしょうか🤔 (1月28日 10時) (レス) @page34 id: e12076433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よんこいち | 作成日時:2023年8月18日 19時