六十六話_首領_ ページ26
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「__ようこそ、アンの部屋へ」
時は過ぎ、組合襲来の翌日。
私は他の社の皆に一言入れ、敦くん・谷崎兄妹と共に行動していた……ら、ルーシーちゃんの異能空間の中に引き入れられてた。展開が急だが着いてきて欲しい。
部屋の説明をペラペラと語る彼女と殺気立つ谷崎君、そして険しい顔の敦君。
うん私の場違い感が凄い。
因みに、組合編に関しては私が特に動かずとも解決するので可也やりずらい。変に動くと余計な犠牲者だって出る可能性がある。
それでも私が今回着いてきたのは__……元上司である森さんに会っておく為だ。
会う事自体に深い意味など無いが、前の職場の上司に挨拶位はしておかねば。
まぁ後は…森さんが私を亦マフィアに引き入れようと思ってるのかどうか確認する程度(絶対思ってるだろうけど)。
で、その肝心の森さんは現在進行形で私の事ガン見してます。
一寸怖いよ森さん。その何考えてるか分からない瞳やめて欲しいです。
一般人が悲鳴を上げながら扉に向かっていくのを見届けつつ、今後の動きを考える。
私の存在で組合が原作とは別の行動を見せる可能性は少なくないので。
「残ったのは四人だけ?」
私達を一瞥したルーシーちゃんが楽しげに声を発す。
あと私を見た瞬間口端を一瞬引き攣らせたね。昨日の、やりすぎたかな。...いや成金背広にはあれぐらいが丁度いいだろう。
「……此処は危険です逃げた方が佳い」
「女の子を捜して居るんだ。天使の様に可愛い子なのだよ…何処かで見なかったかな」
「いえ……残念乍ら」
「エリスちゃんと云う名でねもう目に入れても痛くない位愛らしいのだよ!
あ、
長い。そんでやっぱり草臥れた町医者の演技上手いな森さん。
でも敦君が困ってるから止めてあげて下さい。
「あの扉の向こうにいるかもしれない。若しそうなら今逃げたら私は一生後悔する。だから私も残るよ」
「……判りました」
敦君それポートマフィアの首領だよ。夜の王だよ。騙されてるよ。
仮に森さんが唯の一般人だったとしても、先程の言動から明らかにイカれた人に間違いは無い。
純粋に、森さんの「エリスちゃん心配」の部分を信じきった敦君は或る意味凄いと思う。
(更新暫く止まってた理由
・バイトを始めた
・進撃最終話で情緒ジェットコースター
・テスト一週間前←NEW!!
ほんとすいません)
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Lara - 今日初めて見つけたんですけど好きすぎて一気に全話読んじゃいました!更新も気長に待っときまーす! (5月10日 21時) (レス) @page34 id: f21b034dc4 (このIDを非表示/違反報告)
ルウ(プロフ) - ウゥ……き、気長に待ってますよぉぉッ! (2月21日 19時) (レス) id: e1051b8db4 (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - 又、ツイステは私もクルーウェル先生が大好きなのでそう言って貰えてとっても嬉しかったです。これからもずっと、よんこいちさんの活動を応援しております。2回にわたり長々と失礼しました。 (2月4日 12時) (レス) id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - コメント失礼します。よんこいちさん、更新についてきちんと伝えて下さりありがとうございます。私は、作者さんが使命感などのザワザワとした気持ちを持った状態でいられることは、私も経験があるので不安です。できればふわっとした気持ちで楽に過ごして欲しいです。 (2月4日 12時) (レス) @page34 id: 87bc4141db (このIDを非表示/違反報告)
トッテン - 作者からを読ませていただきました!私も中々手が進まない時よくあって気持ちめっちゃわかります…。この作品大好きなので何年でも待ち続けます!!アニメのマルソーの場面めっちゃ好きでしてこの小説はギルド戦で終わりにするという感じでしょうか🤔 (1月28日 10時) (レス) @page34 id: e12076433d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よんこいち | 作成日時:2023年8月18日 19時