ハリーポッターと魔法の髪を持つ少女【賢者の石】 (ページ21)

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賢者の石ページ21

ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「全然違う所を探させちゃったわ。どうして、私忘れてたのかしら。ずいぶん前に借りた本。軽い読み物だけど。」
ﾛﾝ「軽い？これが？」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「あったわ、ここよ。ニコラス・フラメル賢者の石を作りだした人である」
ﾊﾘｰ、ﾛﾝ「なにそれ？」
「2人とも本読まないの？」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「賢者の石は恐るべき力を秘めた伝説の物体で、いかなる金属も黄金に変え、命の水を生み出す。これを飲めば不老不死となる」
ﾛﾝ「不老不死？」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「死なないって事よ」
ﾛﾝ「それぐらい知ってるさ！」
「ロン、ここ図書室だから声抑えて」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「現在存在する唯一の石はニコラス・フラメルが所有している。フラメル氏は有名な錬金術師で今年665歳を迎えた」
「てことはフラッフィーが守ってるのはこれの事？」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「そうよ！仕掛け扉の下に賢者の石があるんだわ。」
ハグリッドの小屋
ﾊﾘｰ「ハグリッド！」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「おぉ、悪いな。今日はお前さんらと遊んどる暇はないんだ。じゃあな」
「「賢者の石の事だよ！」」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「なに？」
ﾊﾘｰ「スネイプが盗もうとしてる」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「スネイプが？バカ言え、まだ疑ってるのか？」
ﾊﾘｰ「本当に石を狙ってるんだよ！何故だか知らないけど」
「不老不死になりたいからじゃない？」
ﾛﾝ「そうか？」
「知らないわよ。」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「スネイプは石を守ってる先生の1人だ。盗んだりするわけなかろう」
ﾊﾘｰ「なんだって？」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「聞こえただろうが。さぁもう帰れ。今日はそれどころじゃねえ」
ﾊﾘｰ「ちょっと待って。"先生の1人"って？」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「わかった！何人もの人があの石を守ってるのね！」
「呪文や魔法をかけてるんでしょうね」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「そういうこと。フラッフィーがいれば大丈夫だ。あいつは鉄壁の守りだからな、あれを宥(なだ)められるのは俺とダンブルドアだけだ。いけねぇこれも内緒だった。おぉうあちち。」
ﾊﾘｰ「ハグリッドそれは何？」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「こいつか？なんちゅーかな」
ﾛﾝ「僕知ってる！ハグリッドどこで貰ったの？」
ﾊｸﾞﾘｯﾄﾞ「賭けで貰った。パブで知らない奴から。向こうもこいつを持て余しとったからな」
ﾊｰﾏｲｵﾆｰ「これってドラゴン？」
ﾛﾝ「ただのドラゴンじゃないぞ。ノルウェー・リッジバッグだ。チャーリー兄さんが研究してる種類だよ」