21話 ページ33
拝啓、梵天の皆様
お元気ですか？私は今日も元気です
いつもと違うことと言えば隣に半間さんがいること
最初は怖かったけど今ではそんな彼の印象が変わりつつあります。
私がお腹を空かせれば、2秒ぐらいで軽い食べ物を見繕ってくれるし、暇な時は面白いお話を聞かせてくれます
だから私はこれからずっと半間さんと暮らしていきます
何なら半間さんと結婚して苗字貰いたいです
子供は2人ぐらいでしょうか。きっと幸せな家庭を築けますね。
では、さようなら。もう二度と探さないで下さい__
「何してるんですか？」
半「ん？手紙書いてんの♡」
先程からこそこそと何かを書いている半間が気になって覗き見るA
確かに手紙を書いているようだ
宛名は…マイキーさん
そして次に目をつけたのは手紙の内容
読んでみれば筆跡も内容も私に寄せられていた
「ちょっと…！！まさか私になりすまして書いてませんか？！」
半「ばはっ♡バレちゃったかー。これアイツらに送りつけてやろうと思ったんだけど」
「そんなの私が許しません！！早く消してください！」
苗字を貰いたいとか子供は2人とか意味のわからないこと書いて…！ほんとこの人好きになれない！
Aは心の中で悪態をつく
数時間前までは拘束されていた身だが、今では拘束なしの自由の身
半間の意図が分からずじまいだが、食事も与えられ危害も加えられていない現状、あまり動かない方が良いと判断した彼女
だが、度々絡んでくる半間にそろそろ怒りゲージがMAXになりかけている
半「そんなプリプリ怒んなよ〜。猫みてぇ(笑」
「揶揄ってますね！ほんと半間さん嫌い！」
半「……あ？今なんて言った。もっかい言ってみろや」
ひぇ、急に人格変わった
頬をむぎゅと掴まれ、上からもの凄い目つきで睨まれる
それ相応のことしといてキレるってどれだけ理不尽なんだっ
Aは何度も心の中で春千夜達に助けを求める
半「Aちゃんは俺のこと好きだよなー？なぁ？」
「は、はひぃ…す、好きでしゅ…」
半「あーー♡可愛いなぁ♡」
一旦落ち着いたようで半間は声色を変え、スリスリとAに頬擦りをした
長い髪の毛が擦れてこそばゆい
「うぅ、せめて髪の毛結んで下さいよ…」
半「長いの嫌い？じゃあ、切るわ」
懐からなぜかハサミを取り出した半間
なぜハサミを持ち歩いているんだ((
「ちょ、ちゃんとした所で切ってください！」
半「えー、だりぃー」
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うぇい - 初めまして！少し前から見ていたんですが、凄く面白いっすね！俺気に入りました！作者さんのペースで頑張って下さい！続き待ってまーす。 (2022年3月26日 1時) (
レス) id: acf5fa610c (このIDを非表示/違反報告)
蘭鏡 - めっっっちゃ良きです‼︎(語彙力皆無)更新、作者様のペースで頑張ってください！ (2022年2月13日 0時) (レス) @page41 id: 4d158fd0bc (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 更新待ってました！これからもショコラさんのペースで頑張ってください！！ (2022年2月5日 21時) (レス) @page41 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
しんちゃん - 面白かった！だけど…もっとマイキーだしてほしかったな…。 (2021年12月23日 22時) (レス) @page38 id: aafe43ce80 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - 最新話とても面白かったです！推しが梵天に入るとか最高すぎます！！更新楽しみにしてます！！ (2021年11月20日 20時) (レス) @page38 id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2021年7月31日 17時
