6話 ページ11
〜蘭side〜
最初の印象はただのガキンチョ。
まぁ、歳もそれなりだから育ってるとこは育ってるし体はいい方だ
顔は生憎、長い髪の毛のせいで見えてなかった
部屋に連れ込んでじっくりとお顔を拝見しようじゃないかと竜胆と観察してみると、なんとびっくり
上玉じゃねぇかとツッコミたくなるほどの可愛らしさ
Aが目を覚ましてその小ぶりな唇から発せられた声は俺の耳に心地よく響いた
彼女の全てが俺を全力で癒しにきてる
そしてその影響を受けたのは俺だけでなく、竜胆や三途、まさかの九井もだった
大体メンバーが揃ってくると酒のつまみも完成し、飲み始めようということになった
酒に弱い竜胆と機嫌の悪い三途はAを挟んで呂律の回らない口で喧嘩しだすし、酒に強いはずの九井はAの膝でおねんねしてやがる
野郎どもだけを見れば地獄絵図になるが、中心にいるAを入れると何億円もの価値がありそうな芸術作品へと変貌する
春「なぁ、Aー。俺とちゅーしやがれ」
竜「はぁ？Aがテメェみたいな奴とちゅーするわけねぇだろ。俺とするよな？？」
「えぇ…ちゅーは好きな人とするのが良いんですよ？」
「「俺Aのこと大好きだけど？」」
何だよ、ちゅーって。言い方がもう可愛いじゃんかよ。ただし三途は例外
やはり俺の可愛い弟とAの絡みは最高だ
可愛いが渋滞しちゃってんなぁ…
「蘭さぁん…！助けてください…！」
……前言撤回。Aは俺の隣でこそ映える
涙目で懇願されちゃったら俺も黙ってられないし
ゆっくりとソファから立ち上がり、竜胆と三途に近寄る
蘭「…酔っ払いはあっちで頭冷やしてこような？」
春「ッおいコラ！首根っこ掴むんじゃねぇ！」
竜「あっ、兄ちゃん？！」
2人の首根っこを掴みベランダに追いやる
そして瞬時に窓を閉めた
蘭「よし、邪魔する奴はいないし俺といっぱい遊ぼうなー？♡」
「あっ…でも九井さんが寝てるんで静かに…」
こんな野郎のことまで心配すんのかー♡
まじ天使だわ
少し酒のせいでくらくらしている頭を抑えながら、Aの膝で眠る九井を足蹴りする
九「ぐぇっ、、て、テメェ…モロ入ったじゃねぇかよ…！！」
蘭「そんなとこで眠ってるお前が悪い。今から俺らはお楽しみの時間だからベッドて寝てろー」
九「はいそうですかってならねーよ！尚更退いてやんねぇ」
バチバチと二人の間に火花が散る
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うぇい - 初めまして！少し前から見ていたんですが、凄く面白いっすね！俺気に入りました！作者さんのペースで頑張って下さい！続き待ってまーす。 (2022年3月26日 1時) (
レス) id: acf5fa610c (このIDを非表示/違反報告)
蘭鏡 - めっっっちゃ良きです‼︎(語彙力皆無)更新、作者様のペースで頑張ってください！ (2022年2月13日 0時) (レス) @page41 id: 4d158fd0bc (このIDを非表示/違反報告)
楓(プロフ) - 更新待ってました！これからもショコラさんのペースで頑張ってください！！ (2022年2月5日 21時) (レス) @page41 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
しんちゃん - 面白かった！だけど…もっとマイキーだしてほしかったな…。 (2021年12月23日 22時) (レス) @page38 id: aafe43ce80 (このIDを非表示/違反報告)
名無し28468号(プロフ) - 最新話とても面白かったです！推しが梵天に入るとか最高すぎます！！更新楽しみにしてます！！ (2021年11月20日 20時) (レス) @page38 id: 6546ee49f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ショコラ | 作成日時：2021年7月31日 17時
