珍しく ページ4
今日は朝から雑誌の撮影だった為兵庫に住んでいる私は朝早く現場に向かう。
.
「 おはようございま … 」
楽屋につきドアを開けると何やら険悪な雰囲気が漂っていた。
「 なあこれどうしたん？ 」
近くにいた長尾に小さな声で聞くと
謙「 あぁ … なんか大吾くんと大橋くんが珍しく喧嘩してて … 」
珍しい二人が喧嘩してるみたいです。
そりゃピリピリするわな
.
丈「ええ加減あんたら仲直りしいや。」
大「 …………… 」
和「 …… おん、」
丈くんがそう言っても仲直りしそうな雰囲気ではない二人。
流石に雑誌では全員の集合撮影もある為仲直りしてもらわないと困る。
みっちーと長尾はそわそわしとるし流星と恭平は携帯見て気にしてないよって雰囲気だしつつチラチラ気にしてるし丈くんはイライラしとるしこんなんじゃまともな撮影が出来ひん。
.
「 大ちゃん飲み物買いに行くん一緒に来てくれん？」
大「 … 一人で行けばええやろ 」
「 来てくれへんの？ 」
大「 … しゃあなしやで 」
「 ありがとう 」
大吾を連れ出すのは成功した為丈くんに合図を送る。
任せろ とでも言うように頷いた丈くんを見て楽屋を出た
.
「 はい 」
大 「 …… ありがと 、」
自販機横のベンチに座ってる大吾に飲み物を渡して自分も横に座る。
「 … んで、どしたん？珍しくない？」
大「 … なんもないよ、」
「 そうなん？まぁ、無理には聞かんから話したくなったら話せばええよ。」
大「 ………… 」
「やけどな、周りを巻き込むのはあかんよ。喧嘩することはあかんことちゃうし、なんぼでもしたらええけど流星も恭平も止めたんやろ？丈くんやって。でも当たっちゃったんやって？」
実は流星も恭平も止めてたらしい。やけど二人とも関係ないやろって睨んでたってさっきこそっと長尾から聞いた。
「 どうしたん、大吾とかはっすんらしくないよ。」
大「 … 俺ららしいってなんなん 」
「 大吾もはっすんもなんかあってもグッとこらえるやんいつも。今日は堪えられんこと言われたん？いつものも一緒に溢れ出ちゃった？」
大吾の背中をさすりながらなるべく優しく問う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/21141b1e4b5/?guid=ON←ページ10、｢永遠と斗亜｣。歌詞書かれてますけど、著作権違法です。歌詞転載は少しでもアウトですので運営に報告しました。 (2022年7月19日 1時) (
レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おおはしのえくぼ | 作成日時：2021年9月13日 6時
