別れ ページ23
康二「 俺らさ、今日の公演で関西Jr.卒業すんねん。」
「 え、？(笑)嘘やろ？そんな冗談良くないって(笑)」
龍太「 冗談ちゃう。ほんま。」
LIVEの公演前に突然告げられた康二くんと龍太くんの関西ジャニーズJr.の " 卒業 " 。
「 今日で最後なん、？ 」
康二「 おん、最後。 」
最後 。この二文字が頭の中をぐるぐると回る。
「 そっか。大吾とかには？言ったん？」
龍太「 … うん、伝えた。Aが最後 」
「 そっか分かった。今までお疲れ様。今日も頑張ろうな。」
そう二人に告げてその場を去った。
二人の前では冷静を装ったけど心の中はバクバクで涙を堪えるのに必死だった。
角を曲がると床に座り込んで泣いてる大吾がおった。
私は静かに側に座って背中を擦る。
大「 康ちゃんも龍太くんも卒業すんねんて … 」
しばらくしてから静かに話しだした大吾。
きっとセンターとして堂々とせなって気持ちとやっぱり寂しいって気持ちと葛藤しとるんやろうな。
「 ほんま急よなあの二人も。(笑)まぁ、前もって言うと私らが気が気じゃないって思ったんやろうな 」
大「 俺、今日の公演上手くできるかな … 」
「 大丈夫。大ちゃんなら出来るよ 」
大「 …ははっ、笑 それ 。(笑)」
「 覚えてた？(笑)」
大「 …昔俺が失敗ばっかして振り付け師さんに怒られて泣いてたときにAちゃんが言ってくれた言葉やろ … ？(笑)」
「 全部言ったろか？ 」
大「 … ははっ、(笑)お願いしようかな 」
「 なぁ、なんでそんなくよくよしとんねん。
自分男やろ？出来ひんときなんて誰にでもある。
君だけやない 」
大「 ぼく、大吾って名前やし 」
「 … あ、(笑)
大吾な。覚えた。大丈夫、大ちゃんならできるよ」
大「 ありがと、元気出た。Aちゃんのおかげやな。ありがとう 」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
、 - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/21141b1e4b5/?guid=ON←ページ10、｢永遠と斗亜｣。歌詞書かれてますけど、著作権違法です。歌詞転載は少しでもアウトですので運営に報告しました。 (2022年7月19日 1時) (
レス) id: 3cf6d2002d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おおはしのえくぼ | 作成日時：2021年9月13日 6時
