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(花波side)

煉獄「だから、俺は君の事が好きだって、分かったんだ。」

私は、そう言われてとても嬉しかった。

それに私は、元々煉獄さんが好きだった。

柱合会議の時はちょっと引いたけど。(斬首とか平気で言ってたし)

でも、無限列車内で鬼が出た時、人を助け、心配する煉獄さんに惹かれた。

『…私も、貴方の事が好きです。

貴方のその真面目な姿勢や、仲間を守ろうとする強い意志に、惹かれました。』

だけど、もう遅い。

煉獄「だが…俺は君を守れなかった…!!」

『…いいえ。また、ゲホッ来世…で、会ったら、いい…んです。

気持ちが…今、初めて通じたと…して、も、また…きっと、会えま…す。』

言葉が途切れ途切れになっていく。

もう、私が死ぬ時が目の前まで来ているって実感する。

煉獄「…嗚呼、また、来世で…絶対会おう…ッ!!」

煉獄さんは、泣いていた。普段はずっと、太陽の様に笑っているこの人が、泣いていた。

『…でも、最…期は、貴方、には…笑って…いて、ほしい…です…。』

そういって、私は煉獄さんの目に溜まっていた涙を拭った。

煉獄「ッ…愛する人の為なら、幾らだって笑うさ…っ!!」

無理矢理に笑っているけど、何処か清々しい表情をしていた。

『よか…った…。ま…た、らい…せ……で…きょう…じゅ…ろうさ…ん…。』

意識が無くなっていく。

目の前がぼやけていく。

最期にみた煉獄さんの表情は、目を見開いた後、悲しそうに笑っていた。
___________________

玖→←漆



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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/  
作成日時:2023年10月1日 0時

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