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(NOside)

皆、一瞬何が起こっているのか分からなかった。

煉獄は一瞬だが目を見開き、炭治郎からは引き攣った声が出ていた。

一方で花波は、攻撃を続けていた。

煉獄「花波!!もう良い!!炭治郎達の所に行け!!」

猗窩座「ほぉ…杏寿郎を庇ったのか…だが、死んでしまうぞ!!花波!!」

『私は、煉獄さんが死ななければ其れで良い!!

宙の呼吸 玖の型 暗黒星雲』

猗窩座「クククッ…その型、威力が弱すぎやしないか?何も当たっちゃいないぞ!!」

『フフッ…貴方は何も分かっていない…!!この型は、貴方自身を自分で殺す呪いをかける技なの。

しかも、呪いは強められるのよ…ッ!!ゴホッ…ゲホッ』

猗窩座「たかがそんなちっぽけな呪い、かかる訳が無いだろうが!!」

そう言って花波は、手をゆっくりと握りしめた。

すると、猗窩座の体に謎の文字のような羅列がびっしりと並んでいる。

『それが呪いだよ…ケホッ…。呪いが強くなればなるほど、貴方の体に並んでいる文字の面積が

増えていくの…。だから、貴方に対する呪いは最上級…。だから、私が指を動かせば貴方は自 殺

出来るの…でも、その代償は…、私の身体が傷つく事…だけど、もう終わりなの…。』

その終わりとは、朝日だった。

もう少しで日の出が来る。流石の猗窩座でも、日光には耐えきれない。

だから花波は、日の出まで猗窩座を引き留めておかなければと思ったのだ。

猗窩座「クソッ…朝日か…!!」

朝日が来る前にと、猗窩座は花波の腹から腕を引き抜こうとした。

猗窩座「なっ…!!抜けない…!?」

『言ったでしょ…?貴方には呪いがかけられている。だから、私は貴方を操れるの。

だから、腕を抜けない様になってるの。』

猗窩座「クソッ…この小娘がっ…!!!」

猗窩座は花波を殴ろうとしていた。…しかし拳は届かなかった。

煉獄「殴ろうとしていた様だが、そうはさせないぞ!!俺も居る事を忘れていた様だな!!」

猗窩座(チッ…どちらにせよ死ぬ運命しか無えっていう訳か…っ!!今逃げようにも、

杏寿郎が足止めするし、花波は花波で呪いで俺を制御してくるッ…!!)

しかし、もう花波は限界を迎えていた。今は精神で何とかギリギリ呪いを繋いでいた。

脂汗が滲み出ていた。

猗窩座「ッ…でもな!!花波、もう限界なんじゃないのかァ?脂汗が出ているぞ!!」

『ここで貴方を殺せるなら、私はどうなっても構わない…!!』

漆→←伍



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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/  
作成日時:2023年10月1日 0時

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