炎柱の心残り【鬼滅の刃】

伍 ページ6

(NOside)

あれから、暫く激闘は続いた。

伊之助「やったか……！？」

炭治郎(何だか…とても嫌な予感がする……。)

『ゲホッ……ゴボッ……。』

煉獄「ハァ……ハァ…ッ…。」

猗窩座「諦めろ。お前達では勝てない。杏寿郎の潰れた目、傷ついた内蔵、骨も折れている。

花波も骨が折れかかっている。出血も酷い。でもな、そんなの鬼になれば、瞬きする間に治る。

お前達が作った傷も、もう治ってしまった。」

『ゴフッ…ゲホッ…まだ、諦めない！！』

煉獄「お前を倒す！！！」

『宙の呼吸 玖の型 暗黒星雲！！』

煉獄「炎の呼吸 奥義 玖の型・煉獄！！！」

猗窩座「破壊殺・滅式！！！」

花波と煉獄の呼吸によって、猗窩座の首は4割程斬れかけていた。

だが、猗窩座は笑っていた。頸が斬られかけているにも関わらず、心底嬉しそうに＿＿＿＿＿＿。












煙で立ち込めていて、よく見えない。

炭治郎(煉獄さん…！！花波…！！)

段々と煙が薄くなっていく。

炭治郎(見えた…！！……………え？)

頸は斬れかけ、右手も千切れかけていた。






＿＿＿だが。







『ケホッ…ゴフッ…ケハッ……！！』ﾋﾟﾁｬｯ



















＿＿＿＿＿猗窩座の右腕は、花波の胸を貫通していた。

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