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(花波side)

そこから、猗窩座の攻撃は止むことを知らなかった。

矢張り、上弦の鬼。下弦の鬼とはまた訳が違う。

再生の速度。動きの速さ。何より、攻撃力の高さ。

全てが桁違いだった。

柱を二人しても尚、攻撃を受け流す事で精一杯になってしまう。

猗窩座「今まで殺してきた柱達に炎、ましてや宇宙なんて居なかったな!!」

『っう……!』

若干だか、押されている。

猗窩座「そして俺の誘いに頷くものもいなかった!!」

煉獄さんを死なせたくはない。

私が転生してくるまで、何人もの人が死んだ。

みんな、みんな、助けられなかった。

私は、また大切な人を目の前で見捨てるの?

刀と拳が弾き合う。

猗窩座「破壊殺






___空式」



フォローはしてきた。

だが、どうだろう。

煉獄さんの体は傷付いていくだけではないか?

なら、私が受ければ良い。

ズアッと、煉獄さんの前に立った。

『ゲホッ…ゲホッ…ゲハッ…!!!』

煉獄「っ……!!花波!!!」

まずい、くらった。

ペッと、口の中に込み上げてきた液体を吐き出した。

赤黒い。血だ。

次食らえば、肋骨は悲鳴をあげながら折れるだろう。

私も、煉獄さんも、矢張り限界が近いのだ。

猗窩座「もう限界か?鬼になれば疲れることもないだろうな!!」

『いいや!!!まだだ!!!宙の呼吸 弐の型

渦巻銀河(アンドロメダ銀河)

ふと後ろを見ると、炭治郎が起き上がろうとしていた。その横には、丁度駆けつけてきたらしい

伊之助がいた。

『炭治郎!!動いちゃ駄目!!』

煉獄「傷が開いて致命傷になるぞ!!待機命令!!」

猗窩座「弱者に構うな!!杏寿郎!花波!」

『くっ……そ……!!!!』

煉獄「ぐっ……………!!!」

猗窩座「全力を出せ!!」

糞っ…!!さっきの攻撃で大幅に体力が……!!!

猗窩座「俺に集中しろ!!」

『っ!!煉獄さん!!避けてッ!!』

猗窩座が強烈な蹴りを浴びせてきたのだ。

煉獄「ぐあっ…………!!!」

遅かった……。

猗窩座「鬼になれ、杏寿郎。花波。」

煉獄「ハァ…ハァ…」

猗窩座「俺とどこまでも戦い、高め合おう」

『ならない!!!』

煉獄「花波の言うとおりだ。俺達は鬼にはならない。」

絶対に諦めない!!

伍→←参



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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/  
作成日時:2023年10月1日 0時

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