浮気疑惑…? 2 ページ40
次の日_______、
(煉獄side)
考えに考えたが、結局何も思いつかなかった。
花波の俺への態度は、何時も通りだった。
もしかしたら、浮気をしたという自覚がないだけなのかも知れない。
最近の恋人達の間では、これが普通だと言うのだろうか…!?
ま、まあ、俺の考えすぎなのかもしれない。
そう思い、俺は千寿朗が作ってくれた朝ごはんをかきこんだ。
そしてサッと着替え、荷物を持ち、家を出た。
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授業も終わり、下校の時間になった。
今日の分の仕事が終わった俺は、帰り際に或る場所に寄ることにした。
甘露寺「あ、いらっしゃいませ!って、煉獄さんだわ!」
伊黒「煉獄か。…久しぶりだな。花波とは上手くいっているか?」
む。早速相談したい事を言われてしまったな…。
俺は最近起きた事を全て話した。
甘露寺「そんな事があったんですか…。…で、でも!花波ちゃんも何か考えてるかもしれないですよ!」
伊黒「甘露寺の言う通りだ。花波もそんな卑劣な奴ではないはずだぞ。」
確かに、その可能性は考えていなかったな…。
煉獄「そうかもしれないが…、浮気だった場合、俺はどうすればいいんだろうか…。」
甘露寺「そう悩む必要は無いと思いますよ…?あ、これお水です。」
頭では理解しているんだがな…。
落ち着けと思う程、嫌な妄想がポンポンと出てくる。
伊黒「では質問を変えよう。煉獄は花波がそんな事をする人間だと言えるか?」
煉獄「そんな事、言える訳が無いだろう!」
伊黒「なら尚更だ…、花波を信じてやれ。それがお前に出来る唯一の事だ。
疑わず、探らず、相手がアクションを起こすまでただジッと待っている事だな。」
それが、俺に出来る唯一の事………。
煉獄「……そうしてみる。また何かあったら相談しても良いか?」
甘露寺「勿論ですよ!何時でも来てくださいね!!」
伊黒「構わないが、下手にお前からアクションを起こすなよ。」
そう言われながら店を出て、俺は家に帰った。
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時