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(花波side)
煉獄「花波の記憶が戻って、また2度目の再会が出来た事はとても嬉しい。
だが、俺から一つ言いたい事がある。」
花波「……?何でしょうか?」
煉獄「花波、君の事を愛している。もし君が良ければ、恋人になってもらえないだろうか?」
花波「………勿論、OKですよ。よろしくお願いします…!」
正式な、恋人…。
ちょっと考えただけでも、恥ずかしくなる…。
煉獄「花波?何だか顔が赤いみたいだが…。熱でもあったか?」
とか言いながらおでこに触れてきた…!
熱だとしたら、猶更上がっちゃうから!!
花波「な、無いですよ!」
まあ、私は顔を見られたく無いが為に立ち上がった。
忘れていた。ここは海だという事を。
思いっきり砂に足を取られ、こけそうになった。
煉獄「花波!」
煉獄さんが手を掴んでくれたから、何とかこけずに済んだ。
『ご、ごめんなさい…。煉獄さんってカッコいいから、触られたり近づかれると恥ずかしいんです。』
ほら、顔も容姿もすごい素敵だから…。
なんて考えてたけど、隣から何も聞こえてこなかったので、煉獄さんの方を見た。
煉獄「……………。」
顔が赤かった。
私も煉獄さんも顔が赤く、しかも沈黙の状態が続いていたため、中々カオスな状況だった。
『えーと、そろそろ帰りましょうか!日も暮れちゃったし!』
煉獄「そうだな!」
あ、そうだ。
煉獄さんに相談したい事があるんだった。
『煉獄さん。
_____同居しませんか?』
煉獄「ブフッ!?!」
え、そんなに驚く?
『あ、嫌ならいいんですけど…。』
煉獄「嫌、という訳ではないな。少々急だったものだから驚いてしまっただけだ!」
『なるほど。で、どうしますか?』
煉獄「花波が良いなら俺は構わん!」
『じゃ、同居しましょうか。』
意外とあっさり承諾されて、あっさり同居が決まった。
煉獄さんの役に立てるように、家事とか出来る様にならないと…。
煉獄「同居するのは決まったが、二人で住む家等々はまた後日決めよう。
きちんと、お互いが納得できるような家に住みたいからな。」
『あと、結婚とかも考えたいですね…。』
煉獄「ブッ!?」
『え、大丈夫ですか!?そんなに驚きますかね!?!』
煉獄「いや、その…花波がそんな事を考えていたのだな、と思ってな。」
私、そんな何も考えてないって思われてたのかい!
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時