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(花波side)
沙良「お願いだから花波ちゃんこそ、もっと自分に自信を持ってよ…。」
沙良と花波は泣きながら、ひしと抱き合った。
暫く泣いた後、互いに笑いあった。
沙良「さ、早く戻ろ!煉獄先生と顔合わせてきなよ。そして早く結ばれろ!」
『…ははっ!なに言ってんのさ、もう!』
__職員室_________
沙良「煉獄先生!ちょっとお話いいですか?」
煉獄「ん?どうした!」
沙良「実は…、花波ちゃんが煉獄先生とお出かけしたいって言ってたんですけど…。」
煉獄「む!?それは誠か!!」
………へーお出かけかぁー…って、はっ!?!??
『えっ、ちょ!沙良ちゃん!?!』
沙良「もうこの人、恥ずかしいからって全然言い出そうとしないもんだから…。
あ、花波ちゃん!……ちゃんと話して、結ばれなさいよ?(圧)」
う……沙良ちゃんからの圧がすごい…!!
『わ、分かったよ…。じゃ、じゃあ煉獄さん、何処に行きます?』
煉獄「うむ…場所は決めないで、ドライブなんてどうだろうか!」
宇随「ん?…おー、なんだデートかァ?」
煉獄「君は入ってくるな!!」
宇随「え、こわ。」
いやそれは仕方ないでしょ。
でも、何かワクワクしてきたなぁ…。
煉獄「俺が運転をするから、好きな服装で来ていいからな!」
あ、煉獄さんて免許持ってたんだ。初めて知ったな((
『そうだ、連絡先交換しましょうよ。その方が連絡取れて待ち合わせとかしやすいでしょうし。』
煉獄「そうだな!」
ピロン♪と無機質な音を立てたスマホは、新たな連絡先を読み込んでいた。
ん、なんか嬉しい。
『これでOKですね。じゃあ、また細かい事はメールでやり取りしましょう。』
煉獄「そうだな!まだ授業もあるからな!」
相変わらず、煉獄さん元気だな…。
__その日の夜_________、
花波今大丈夫ですか?
煉獄うむ!大丈夫だぞ!
花波週末、待ち合わせは何処にしましょうか…?
煉獄そうだな…近くの公園なんてどうだろうか!
花波いいですね。じゃあそうしましょう。
煉獄うむ!何かあれば連絡してくれ!
花波はい、了解です。では、お休みなさい。
煉獄お休み!
………よし、待ち合わせも決まった事だし、後は服装を決めるだけか。
もう今日は寝よう。
私はそのまま、眠りについていった____。
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時