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12 ※嘔吐表現あり ページ30

(花波side)

『ぐ…ぅ"っ…おぇ……ゲホッ…』ビチャッ

ここ最近、まともにご飯を食べれていない。

そのせいか、体重も減ってしまったし、顔色も悪くなってしまった。

メイクで何とか隠してはいるけど、それでも目立ってしまう。

何というか…食べたくない。体が食事をする事を拒んでいる。

何方にせよ沙良ちゃんを傷つけてしまうかもしれないという自分の勝手な考えで、行動する事が

出来ない自分が嫌になるから。

助けを求める必要がないような簡単な事なのに、言葉さえも怖くて出来ない自分が嫌い。

もう、嫌_________。

_______________
(NOside)

沙良「ねえ、花波ちゃん…大丈夫?ちゃんと休んでる?」

花波「大丈夫だよ。ちょっと夜更かししちゃっただけで…。」

沙良「…ねえ、少しは休みな。無理するのはやめた方がいいよ。

もしかして、私が嫌い?それとも他に、嫌な事があったの?ねえ、教えて。分かんないよ…。」

花波「…っ本当に大丈夫だよ!何にもないからさ!ねっ?」

沙良「何でそんな無理をするの!?一人で抱え込まないでよ!!」

花波「っでも……沙良ちゃんが聞いたら、傷ついちゃうかもしれない事、だから…。」

沙良「私が傷つくから、自分は我慢すれば良いって思ってるの…?お願いだから、話して…。」

花波「……っ…わかった…。話すよ…。」
________________

沙良「…で?私が煉獄先生を好きだと思ったけど、自分は前世の時から煉獄先生に告白されてた

からどうすれば良いか分からなくなったって事?…はぁ…。」

花波「ご、ごめんね…。でも、本当にどうすれば良いかわかんなくて…。下手に行動して沙良を

傷つけたくなかったから…。」

沙良「はぁ…花波ちゃん、貴方は一つ勘違いしてる。

…私、別に煉獄先生の事は別に好きじゃないから!!」

花波「……えっ?」

沙良「えっ?じゃないでしょ。本当だよ!別に煉獄先生は好きなんじゃなくて憧れてるだけだから!」

花波「じゃあ、何で煉獄先生を尊敬してるって言ってた時、顔が赤かったの?」

沙良「……私が教師になる前にね?10年来の友達から貰ったハンカチを何処かに落としちゃってさ。

その時、親身になって探してくれた人が煉獄先生だったって訳よ。だから、憧れてるの。」

花波「…そう、だったんだ……。」

沙良「これで誤解は解けた!花波ちゃん!もう今日は休みなさい!」

花波「えっ?本当に言ってる!?」

沙良「本当だわ!」

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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/  
作成日時:2023年10月1日 0時

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