弐 ページ3
(花波side)
『貴方に一つ質問をさせて頂戴。何故、手負いの者から攻撃するの?』
猗窩座「話の邪魔になると思った。」
煉獄「誰のだ?」
猗窩座「俺とお前達の。」
『私達と貴方が何の話をするの?言っとくけど、私は初対面だけど既に貴方の事が大嫌いよ。』
猗窩座「そうか……俺も弱者は大嫌いだ。弱者を見ていると虫唾が走る。」
煉獄「俺達と君とでは価値基準が違うようだな。」
猗窩座「ハハッ……矢張り、お前等も鬼になれ。」
煉獄「『ならない。』」
猗窩座「見れば分かる。お前達の強さ。柱だな?その闘気、練り上げられている。
_____至高の領域に近い。」
煉獄「俺は炎柱、煉獄杏寿郎だ。」
『私は宙柱、碧山花波。』
猗窩座「俺は猗窩座。」
猗窩座は何度も私達の名前を愛おしそうに呼び、そして私達に言った。
猗窩座「何故、お前達が至高の領域に踏み入れないのか教えてやろう。」
人間だからだ、と言い、続け様に言った。
猗窩座「老いるからだ。死ぬからだ。」
矢張り気味の悪いものだ。鬼という生き物は。
猗窩座「鬼になろう。杏寿郎、花波。そうすれば、百年でも二百年でも鍛練を続けられる。」
炭治郎(今までで一番鬼舞辻の匂いが強い……俺も加勢しなければ…!!)
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時