拾参 ページ14
(NOside)
輝哉「花波は優しい子だから、自分がもし無限列車で命を落とした時、杏寿郎が
責任感を感じてしまうかもしれないけど、それは違うって伝えてくれと言われたんだ。」
煉獄「ッ…うぁっ……あぁっ……!!」
輝哉「花波がね、「煉獄さんは優しくて明るい人だけど、一人で溜め込んじゃう人だろう」って
言っていたんだ。「どうして守れなかったんだろうって思っちゃうんだろうな」ってね。」
煉獄「…ぅあああぁぁっ………!!!」
煉獄の目からは、止めどなく涙が流れていた。
まるで止まる事を知らないかの様に、ボロボロと落ちていた。
愛する人とやっと気持ちが通じたと思った途端、その人は居なくなってしまったからなのか。
それとも、自分の気持ちを見透かしていた彼女にまた会いたくなってしまったからなのか。
それは、誰にもわからない。
ただ一つ、分かる事と言えば。
二人は間違いなく、互いを想いあっていたという事だけであった。
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次からキメツ学園に入っていきます!
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ジルマル(プロフ) - 瑠碧さん» コメントありがとうございます('◇')ゞとても励みになります✨ (1月2日 20時) (レス) id: 01b486c023 (このIDを非表示/違反報告)
瑠碧(プロフ) - 受験頑張って下さい! (12月27日 19時) (レス) @page41 id: 8e4f2df418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジルマル | 作者ホームページ:uranai.nosv.org/u.php/hp/marubonyoro/
作成日時:2023年10月1日 0時