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涼太「あれ、北ちゃん。……と、壱馬、まこっちゃん？」
A「…りょ…たくん」
涼太「A！！はい、袋…ごめんね、遅くなって」
そんな言葉をかけながら背中をさすってくれる
涼太「辛かったよね…、我慢させてごめん。もっと早く病院ついてたんだけど、
予備で看護師さんに袋もらってて、」
A「…ううん、…ありがとう」
なんで涼太くんはいつも私の欲しい言葉をくれるんだろうね。
“辛かったよね”
“我慢させてごめん”
涼太くんがそう優しい言葉をかけてくるもんだから、
少し引っ込んでいた涙がまた、零れてくる。
あーあ
メンバーの前で泣きたくなんてなかった。
醜態を見せたくなかった。
ｷﾞｭｯ
涼太「…！！」
さっき泣き叫んでしまったこともあり、気まづくなって
涼太くんの袖をつかみながら俯くと、
涼太「……せっかく来てくれて悪いんだけどさ、今日は帰ってくれるかな、」
私の気持ちを察してくれたのか、3人を帰るように促してくれる涼太くん。
北人「…はい、」
壱馬「…失礼します」
慎「…」
3人はしぶしぶながら帰ってくれた。
2人きりになると、
一気に張りつめていた空気がなくなり、
堰を切ったように止まらない涙。
私泣いてばっかじゃん。
A「っ……(泣)」
そんな私を見て
涼太「…完全に俺の配慮が足りなかったね。」
ごめんねと謝りながら、片手で私のの手を握って
もう片方の手で頭を撫でてくれた。
さっきから泣いてばかりな私と比べて
さっきから
ずぅーっと、謝りっぱなしな涼太くん。
けど、涼太くんが手を握ってくれているおかげか
さっきまであった震えや不安は消え失せていた。
血は繋がってないけれど、涼太くんは…GENEさんはお兄ちゃんみたいな存在だから
やっぱり凄く安心したんだ。
十数分後、また扉がノックされた。
今は誰とも会いたくなくて
無視しようと思ったけど、相手は予想外の人で___________？
_______________
移行します！
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まほ(プロフ) - 毎回楽しみに読ませてもらってます！移行ってどこに移行するんですか？ (2020年5月5日 13時) (
レス) id: 152c4b2330 (このIDを非表示/違反報告)
如月亜莉亜(プロフ) - 毎回楽しく読ませてもらっています！移行しても更新頑張ってください！ (2020年5月5日 6時) (レス) id: cba40d4c9c (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - おおおおお！！(((続きが気になります！！！更新楽しみです！ (2020年5月5日 1時) (レス) id: 99218f30c5 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 更新ありがとうございます！更新楽しみにしてます！ (2020年5月4日 23時) (レス) id: 32a17c91c4 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 毎回楽しみに作品読ませてもらっています！ほんとに展開が気になってほんとにドキドキしてます！更新楽しみにしてます(*≧∀≦*) (2020年5月4日 23時) (レス) id: 34407f0379 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクランボ | 作成日時：2020年3月16日 18時
