selfish girl

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A「…はぁっ……はぁっ…」







看護師「ちょっと落ち着きました？」









A「…はい、……すいません。」








看護師「大丈夫ですよ」









…看護師さんの笑顔…、凄く安心する。



そういえば、小さい頃、看護師さんに憧れてたっけ。









こんなに安心できたのいつぶりたろう。




今までずっと気を張っていたから。









でも、…おかしい。









小学生以来嘔吐なんて1度もしたことがなかった。









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prrrrrrrr prrrrrrrr







「もしもし」







A「突然お電話すいません、AAです。」








HIRO「あぁ、A。どうした？」









A「実は…、昨日倒れてしまって。重度の貧血でお医者様から十分な休養をとるようにと言われて…、







すいません、明日には復帰できるようにしますので今日だけ休m」









HIRO「ダメだ。」









A「へ……、」









HIRO「今日だけじゃなくて、きちんと数週間は休みなさい。」









A「…！HIROさん…、」








HIRO「ここのところ仕事を詰め込みすぎていたようだしな。」









…知っててくれてたんだ









HIRO「いい機会だ。スケジュールはこっちでなんとかやっておくから、そうだな…




2週間…2週間だけだが、ゆっくり休め。」








A「…ありがとうございます！」









HIRO「あんまり無理はしすぎないように。
…仕事でも、プライベートでも。」









A「…っ…！…はい…失礼します。」









やっぱり、…噂、広まっちゃうか。





社長が知ってるくらいだから、



三代目さんとかE-girlsのみんなとか……後輩くんとかも知っちゃってるのかなぁ。









またメンバーみたいに同情されるのだろうか。









A「……はぁ…。」








医師「休み貰えた？」






A「あ、はい。2週間貰えました。」






医師「お、結構貰えたね。」








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その後も、仕事の話などをする度に、





強い吐き気に襲われてしまっていた。









……メンバーのこと考えると……




こうなる…の、？









なんで？

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