selfish girl

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陸さんに呼ばれて、みんなついて行った。








一人もリビングに残らずついてきたってことは









きっと









みんな悪い予感はしてたんだと思う。









ｶﾞﾁｬｯ









部屋に入ると、


相変わらずあるのはベットとクローゼットと机だけというシンプルな部屋だった。







壁には……、俺があげた服が丁寧に掛けてあって、





少し複雑な気持ちになった。









拓磨「どうしたんですか？」









陸「……あれ」









陸さんが指さした先には









整頓された机に上に無造作に置かれた何枚もの紙。








綺麗な部屋だから、それだけやけに目立っていた。









RUI「…ねぇ…何これ…」







その紙を手に取った与RUIさんが震えた声でそう言った。









壱馬「どうしたんですか？」









RUIさんに近づいて内容を見てみると









壱馬「…な………」









驚きで声も出なかった。









その紙には、殴り書きで









「辛い、苦しい」





そして_______________









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“消えたい”









そう書かれていた。









龍「なんて書いてあったんですか………？」









壱馬「…あっ……と、、」








これは最年少組に見せていいものなのかと躊躇したけど









北人「消えたい…？」









壱馬「北人っ！」









いつの間にか近づいてきていた北人が声に出して読んでしまった。







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「「「…は？／…え？」」」








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陣「…まって…なんやそれ」









みんな固まって言葉が出ない中










陣さんがかろうじで声を発した。









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