selfish girl

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全部涼太くんに話した。









公にしたときの、世間からの「声」が怖いこと










美波ちゃんを心から好きになることができない…

メンバーを信用できない自分が嫌いになりつつあること。









そして









A「…私…、途中から入ったんですよ。RAMPAGEに。」









誰にも話したことなかった、過去のお話。









そう。







私は最初からRAMPAGEにいたわけじゃない。









武者修行の途中から加わった。








男の人だらけで、…正直不安しかなかった。









だから、必死に努力したんだ。




男の人の中にいても、見劣りしないように。









でも、どうあがいても私は「女の子」だし







途中から参加したことで、みんなと距離がめちゃくちゃあったから








グループで活動するにあたって一番大事な“一体感”なんて生まれなかった。









当時、みんな思春期真っ盛りだったため、ぶつかることも多かった。









1回だけ







あるメンバーに







「RAMPAGEやめろ！！！」









と、言われたことがある。









まぁ、皆さんお察しの通り私は今とは比べものにならないくらいの酷いアンチを受けていた。








ついに限界がきた私は









「…もう嫌だ……やめたい！！！！！！」









って、みんなの前で泣き叫んだ。









そしたらその人、なんて言ったと思う？









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