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その時、Aの部屋のドアが開いた。
「お兄ちゃん、誰か来たよ？ 誰？ おともだち？」
「俺に、ダチなんか居るわけねーだろ。」
小声で喋る。
「居ないの！？」
Aは目を見開く。
「この性格だからっすよぉー」
「えー？ お兄ちゃん、性格いいじゃないの。格好いいし、頭いいし
Aは好きだよ？ その……おにいちゃんのこと」
褒めればいいと思ってるな、このやろう。
僕は後ろから覆いかぶさる様にして、
Aを強制的に部屋に入れる。
Aは案の定腕の中で暴れる。
「なんで、なんでー！」
「しー！ しー！ お兄ちゃんの言う事が聞けないのは、どこの二宮Aちゃんですかー」
そういったとき、Aの行動がぴたっと止まった。
やべぇ、地雷踏んだ？
「ごめん……なんか言った？ 思い当たる事、なんもないけど」
「ううん……“二宮”でいいの？」
「は？」
腕の中から、か細い声が聞こえる。
「だってさぁ……ママとお父さん……何回も離婚してさ……
お父さんもお父さんじゃなくなってさ……」
あ、そう言うことなの。
僕はくすっと笑った。
「可愛い妹ですね……本っ当に……」
僕は妹をひょいと持ち上げて、向かい合うように座らせる。
「見ないでよ……」
Aは案の定泣いていた。
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ジュエル(プロフ) - 頑張ってください(￣^￣)ゞ (2011年5月10日 0時) (
レス) id: cbaefdd485 (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - ずぅーっと待ってます(/ _ ; )頑張って下さい☆楽しみですょー(>_<) (2011年4月9日 15時) (レス) id: 15030cd820 (このIDを非表示/違反報告)
千遥、穹。(プロフ) - ジュエルさん、待っててくださりありがとうございます……！ (2011年3月27日 15時) (レス) id: 735600d22b (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - 楽しみだょぉ(/ _ ; ) (2011年3月26日 20時) (レス) id: 3848bfda9d (このIDを非表示/違反報告)
ジュエル(プロフ) - 更新楽しみに待ってるので頑張ってください★ (2011年3月2日 2時) (レス) id: 3988b366dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千遥、穹。
