さようなら、胡蝶さん。

宇髄の嫁 ページ15

視点なし


さなえはグネグネしてて気持ち悪い蚯蚓帯と思いながら帯に斬撃を入れる。


伊之助「ぐねぐねぐねぐね気持ち悪ィんだよ、蚯蚓帯。」


伊之助も帯を斬りつけるものの帯を斬ることは出来なかった。


さなえ「あっ、そうだ。嘴平君、この気持ち悪い蚯蚓帯は本体ではありませんよ。」


思い出したように言うさなえに伊之助は驚いた。


伊之助「本体じゃねーだと！？」


帯「そうよ。これは本体じゃないから斬っても意味ないわよ。」


帯「それよりせっかく救えた奴らが疎かだけどいいのかい？」


帯「アンタらにやられた分はすぐに取り戻せるんだよ。」


帯は倒れている人に襲いかかる。


が、それを阻止したのは苦無。


？「蚯蚓帯とはうまいこと言うもんだ！」


？「ほんと気持ち悪いです！ほんとそのとおりです！天元様に言いつけてやります！」


さなえが声のした方に目を向けるとそこには二人の女性が立っていた。


さなえ「こんにちは、まきをさん。須磨さん。」


宇髄の嫁たちだ。


まきを「さなえちゃん、私らも加勢するから頑張りな！」


須磨「さなえぢゃ〜ん゛！私を守ってでぐだざ〜い！」


宇髄の嫁の一人である須磨はさなえに抱きつく。


まきを「須磨ぁ！さなえちゃんを困らせるんじゃないよ！」


さなえ「須磨さんもまきをさんも危ないですから下がっててください。」


さなえはそう言った次の瞬間には帯は斬り裂かれた。


さなえが斬り裂いたのだ。





ドォン！



さなえ、伊之助、善逸、まきを、須磨「！？」


急に響いた轟音。


さなえ(宇髄さんかな………。)


煙が晴れるとそこには双刀を構えた宇髄の姿が。


まきを｢天元様…。」


宇髄｢まきを，須磨…遅れて悪かったな。こっからはド派手に行くぜ！」


宇髄は自身の嫁の頭をポンポンと撫でた。

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