胡蝶さん、私達は他人ですよ？

仲直り　題名と内容を変えました。 ページ43

カナヲ視点


カナヲ「………………。」


私とさなえは仲がいいのか分からなくて黙っていると


炭治郎「カナヲはさなえとは銅貨を投げなくても話せるんだよな。」


カナヲ「うん。」


炭治郎「カナヲとさなえはどういう関係なんだ？」


善逸「俺も気になるなさなえちゃんとカナヲちゃんの関係。」


関係………。私とさなえの。


どんな関係何だろう。自分でもわからない。


姉妹だけど姉妹じゃない。


カナヲ「分からない。」


私が思う関係は"姉妹"だ。


でも、さなえは姉妹だと思っていないはず。


炭治郎、善逸「………。」


姉妹って紹介したほうが良かったかな…。


二人とも凄く気まずそう………。


カナヲ「私は………姉妹だと思ってる。でも、さなえは………。」


何か喋らなきゃと口を開く。


カナヲ「さなえとは最近……ううん二年前から疎遠になってるの。」


二年も前から疎遠になってるのに”仲良し”だと言っていいのかな？


カナヲ「二年も疎遠になってるのに、姉妹とは名乗れないよ……。」


今は、私がさなえのこと慕ってるだけで……さなえは私のことを避けてる。


簡単に”姉妹”だなんて………名乗れないよ。


炭治郎「姉妹………。姉妹とか兄弟とかは、喧嘩してもすぐに仲直りできるものだよ。カナヲ」


炭治郎「だからさ、いつも一緒にいればまた”仲良し"に戻れると思うんだ。」


妹の禰豆子を大切に思っている炭治郎の言葉だからかな。


なんだか、心に刺さる言葉、信じたいって気持ちになるな。


カナヲ「………でも、それは……血の繋がらない姉妹でも"仲直り"できるの？」


炭治郎と禰豆子は血の繋がった兄弟。


私とさなえは血の繋がらない姉妹。


私がそう言うと炭治郎と善逸は目を見開いた。


善逸「えっ……ちょっと待って。カナヲちゃんとさなえちゃんは……血が繋がってないの？」


あっ、私達の過去、話してなかった。


カナヲ「う、うん。私もさなえも師範……しのぶ姉さんとしのぶ姉さんのお姉さんのカナエ姉さんに拾われたの。」


善逸「そうだったんだ。でも、俺は血なんて関係ないと思うけどな、仲直りするのに。」


炭治郎「善逸の言うとおりだよ、カナヲ。血の繋がりなんて家族には必要ない。」


炭治郎「大事なのは相手のことを"大切"に思う気持ちだ。」


大切に……思う気持ち。


家族と仲直りするのに、血の繋がりなんて必要ないんだ。


炭治郎「仲直り、出来るといいな。」


カナヲ「うん。」

大切　　内容、全く違います。→←聞きたい　最後の方、少し変えました。

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