胡蝶さん、私達は他人ですよ？

うまい！ ページ27

任務が入った。


任務場所は無限列車。煉獄さんと癸隊士3名との合同任務らしい。


煉獄さんとの合同任務。十二鬼月なのかな。


十二鬼月だけど癸隊士もいるのか……。炭治郎たちかな。


とりあえず、無限列車に向かおう。






無限列車に向かうと、お弁当を大量に買う煉獄さんがいた。


さなえ「こんにちは、煉獄さん。」


煉獄「む！さなえ少女か！」


お弁当、何個買うの？


さなえ「煉獄さん、お弁当何個買うんですか？」


煉獄「とりあえずこれは買うつもりだ！！」


………………煉獄さんが指差すお弁当の数は軽く10箱はありそうだ。


………これ全部食べるの？煉獄さんは。


うん。すごいね。


お弁当屋さんの店員さん凄くびっくりしてるし。


そりゃびっくりするよね。共感する。


さなえ「………………。」


びっくりして言葉が出ないよ。







煉獄さんと列車に乗ると、煉獄さんは早速お弁当を食べ始めた。


煉獄「うまい！うまい！うまい！うまい！」


あ〜煉獄さんってご飯食べる時、いつも「うまい！」って言ってたっけ……。


いや、でもさすがにここではやめてほしい。


さなえ「煉獄さん、もう少し声量を抑えてください。」


煉獄「む！すまない！！気を付ける！！」


………えっ？全然、気を付けてないじゃん。


えっ？同じ声量じゃない？
　

えっ、私の耳壊れてる？


さなえ「煉獄さん、ここ列車です。もう少しだけ、声を………。」


煉獄「うむ！！了解した。」


……うん。もういいや。


煉獄さん、無意識に声が大きくなっているんだろう。


煉獄「うまい！うまい！！うまい！！！」


なんか、煉獄さんの声がどんどん大きくなってる気がするの私だけ？


煉獄「うまい！！！うまい！！！！うまい！！！！！」


そんなに美味しいのかな。


ていうか、煉獄さん声どこまで出るのかな？


乗客の人たちの視線が煉獄さんと私に突き刺さっててちょっと怖い。


炭治郎たち、早く来てくれ……。

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