第146話 ページ13
「今 私が述べた“これから”に対応するには
より質の良いヒーローがなるべく“多く”欲しい
一次はいわゆる“おとす試験”でしたが
選んだ100名は なるべく育てていきたいのです
そういうわけで 全員を最後まで見ました
結果 決して見込みがないわけではなく
むしろ至らぬ点を矯正すれば 合格者以上の実力者になる者ばかりです」
勝己とか焦凍やろ？
うちのツートップやもんな
「学業との並行でかなり忙しくなるとは思います
次回4月の試験で 再挑戦しても構いませんが＿＿＿…」
「当然」
「お願いします！！」
「やったね轟くん！！」
「やめとけよ な？取らんでいいから楽にいこ？」
「すぐ…
…追いつく」
.
こうしてようやく
仮免試験終了！！
また一歩
ヒーローへと近付いていく！！
.
俺の足は相澤先生の元に向かっていた
『先生』
「水瀬か……怪我 大丈夫なのか」
『はい″…なんとか』
突如 相澤先生の手が伸びてきたと思ったら
頬に貼ってあるガーゼに触れた
「……痕は」
『残ら″ない″、そう″です』
……やっぱかっこいいな
手が離れるのと同時に 先生の背後から声が聞こえた
「イレイザー」
「！」
……Ms.ジョーク…？
「せっかくの機会だし 今後 合同の練習でもやれないかな」
「ああ…それいいかもな」
ひょこ、と相澤先生の影から顔を覗かせる
「ん？あれ こいつイレイザーのお気に入り？」
「その言い方は語弊を生む」
「じゃあ嫁か」
「なんでそうなった」
俺が相澤先生の嫁とか……嬉しいけど一生無理やわ
性別以前に 俺が嬉しすぎて昇天しちゃう
ぼけー、っと考えていれば 背後から声を掛けられた
「A」
『……焦凍、とイ″ナサ』
どうしたんやろ、と考えていれば二人は急に頭を下げた
「悪ィ 俺らのせいで怪我させちまった」
「試験の邪魔もしてしまったっス
本当に申し訳無いっス」
『……』
よし
『顔上げて ん″で目瞑って』
拳をぽきぽきと鳴らせながら言ってみる
え？お前そもそも鳴るのかって？
……少しだけ
「……こうか？」
「……分かったっス」
顔を上げて 指示通り目を瞑った二人
一発殴られると思っているのだろう
少し身構えている
二人の前まで歩いて手を顔の前に＿＿＿
.
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ななか(プロフ) - 私、小学6年生だけど腐女子だぞ。元気出せ (2022年4月12日 21時) (
レス) @page49 id: f92900457f (このIDを非表示/違反報告)
春風駘蕩(プロフ) - LGBTが認められた社会である今！そう！所謂BLはもう少女漫画のようなもの！(あくまで私の意見)堂々としていきましょう！否定派がなんぼのもんじゃい！！！ (2021年8月31日 11時) (レス) id: 7ec3b8ebfc (このIDを非表示/違反報告)
春風駘蕩(プロフ) - 安心してください！私もですが私の周りにも沢山居ます(腐男子にはあったことないので会いたい)人の心を傷つけるのはイケナイコトダ！！！私はいつでも(と言えば語弊がある)腐っている方の味方です！勿論あなたを含めた！何も恥じることはないし！ (2021年8月31日 11時) (レス) id: 7ec3b8ebfc (このIDを非表示/違反報告)
ユキヒメ - 作者さーーーん！うちは腐女子です！うちの周りにも腐女子腐男子たくさんいます！そーゆーのを悪く言う人は心せま人間です！そんな人が言ってる事気にしないで下さい！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: 6b0d7c3cfa (このIDを非表示/違反報告)
のんしゅ(プロフ) - 応援してます！ 頑張ってください！ おれも腐ってるんで！ 供給ありがとうございます。公式から匂わせがあると嬉しいと思っています。ジャンジャン匂わせてください (2021年8月24日 20時) (レス) id: b8f455d9e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒木田
| 作成日時：2019年8月20日 20時
