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あの後、ヒョン達が次々と起きてきた。
ホソギヒョンは僕がAの隣にいることに驚いた顔をしていたけど、すぐにニッコリ笑ってAの頭を撫でた。
ジミニヒョンは二度見、その後ろから来たテヒョンイヒョンは一瞬フリーズして前のめりで向かってこようとした。
ジミニヒョンに洋服引っ張られて阻止されてたけど。
ナムジュニヒョンは大きな欠伸しながら起きてきて、僕たちを見ると菩薩みたいな顔になった。
「まだ微熱なのが心配なんだけど、薬飲んでご飯食べて寝る、でよくなると思うんだよね、僕は」
「…そう思います、けど」
「今日も巻いていこう！途中で電話して、なるべく早く帰ってきて、具合悪そうならすぐマネヒョンに頼んで、…A、熱が上がったら絶対連絡するんだよ？」
ジニヒョンとユンギヒョンが会議してるのを、Aは不安げな目でうろうろと見つめていた。
ヒョンの言葉にコクコク頷いてるけど、本当にわかってる？
せかせかと枕元にいろいろ準備しているホソギヒョンに、食事のメモを作るジニヒョン、スマホに必要な連絡先が入ってるか確認するユンギヒョン。
世話を焼きまくっているヒョン達を見たら、僕は昨日までの距離感に戻ろうと思った。
だけど、ジミニヒョンとテヒョンイヒョンにすぐ絡もうとは思えなくて、仕事の準備を淡々とする。
僕は防弾少年団の黄金マンネ、チョン・ジョングク。
呪文のように唱えていたら、ナムジュニヒョンが声をかけてくれて、改めて本当に大好きだって思った。
「ヒョン」
「ん？どうした？」
「ヒョン」
「なんだよ」
半笑いのヒョン、かっこいい。
「ルルァァアアアップモォンスター！」
「ふっ、巻き舌絶好調じゃん。けど、今日は喉に負担かけすぎない発声にした方がいいんじゃないか？」
「…やっぱカッコいい、レプモニヒョン」
「なんだ、いきなり」
ヒョンの破壊しまくる手で遊びながら車に乗り込んで移動中も遊んでたけど、ガァガァ鳴くいびきが始まったから避難した。
「ジョングガ、」
「…何ですか？」
「…やっぱり何でもない」
不機嫌なテヒョンイヒョンにお菓子をあげたら食べたし、僕ももらったけど会話は続かなかった。
テヒョンイヒョンとの間に流れる微妙な空気は移動車の中だけで終わってくれて。
いつも通りの距離感と空気感になって、いたずらとふざけが楽しすぎて大笑いしていたらナムジュニヒョンに少し怒られた。
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キムチゲル(プロフ) - なつきさん» わぁあ！嬉しいお言葉をありがとうございます！毎日読んでいただけてるなんて…！光栄です。ちょっと後半の構成を練っているので少し間があきますが、更新頑張ります！ (2023年4月17日 19時) (
レス) id: eaa77fda60 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - たくさん更新嬉しいです〜！毎日のように1話から繰り返し読んでいます(^^) (2023年4月16日 19時) (レス) @page41 id: 95c8aadb34 (このIDを非表示/違反報告)
キムチゲル(プロフ) - 儚さん» 無事に読んでいただけて良かったです！飽きないとは…！とても嬉しいです！更新頑張ります！ (2023年3月28日 11時) (レス) id: eaa77fda60 (このIDを非表示/違反報告)
儚(プロフ) - ありがとうございます！18歳以上の年齢認証をしたら無事作品一覧からreverseが閲覧できるようになりました！キムチゲルさんの作品は胸が苦しくなったりほっこりしたりと感情が忙しくなるので読んでいて飽きないです。いつも楽しませて下さりありがとうございます！ (2023年3月26日 23時) (レス) @page25 id: b3dd7ca622 (このIDを非表示/違反報告)
キムチゲル(プロフ) - 儚さん» コメントありがとうございます！大好きとのお言葉、とても嬉しいです。別小説は、私の作品一覧から【reverse】とタイトルについたものになります。作品一覧への飛び方がわからなければ、トップページにリンクを貼りましたので、そちらからどうぞ。 (2023年3月24日 19時) (レス) id: eaa77fda60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キムチゲル | 作成日時：2023年3月2日 20時
