27． ページ27
『おはようございます。よろしくお願いします』
TH「おはよーございまぁす。あ、ジョングガー！」
JK「ヒョン、おはようございます。どうしたんですか？」
ジョングギと一緒に出勤したAさんは、荷物を整理していつものiPadをスルスル操作すると、ナムジュニヒョンに声をかけて何かを話し合い始めていた。
ジョングギと戯れているのも楽しいけど、ナムジュニヒョン達が気になってだんだんと近づいた。
JK「見過ぎですよ、ヒョン。何話してるんでしょうね、あの2人」
TH「お前だって気になってるじゃん」
JK「ナムジュニヒョン！ヌナ！何の話ですか？」
いつの間にかジョングギがヌナと呼び始めたことに、はじめはメンバーみんな驚いていたが、今はもう気にしなくなっていた。
NJ「ん？日本語の勉強だよ。ほら、今度日本に行くからさ。合間に教えて欲しいって頼んでたんだ」
『十分に上手いと思います』
NJ「覚えたと思ってる表現でも使わないとすぐに忘れてしまうので」
『可能な範囲でやりますけど、休息も大事です』
NJ「ありがとうございます。Aさんも忙しいときは断ってください」
あれからもう1度Aさんの家に行って泊まり込んだけど、やっぱり起きるとAさんはいなくて、これじゃあ迷惑かけてるだけだなと思って、次の手を僕は考えたんだ。
マネヒョンがジミニと一緒に来て、何かを取りに行ったAさんに話しかけてるところに呼びかけた。
TH「マネヒョン！僕からお願いがあります！」
「ん？テヒョンア？どうした、お願いって？」
Aさんも何だろうか、と手を一瞬止めるけど、すぐに自分には関係のないことだと思ったのかコーヒーをズズッと飲み始める。
TH「僕がAさんと一緒に寝ることを許可してください！」
『ぶふっ』
Aさんはコーヒーを漫画のように噴き出した。
顎まで下ろしていたマスクとiPadを汚して慌てるAさんも面白かったけど、何を言ってるんだって目で僕を見るAさんも面白かった。
JM「だ、大丈夫ですか？これ使ってください」
『お、おかまいなく…』
ジミニの渡したハンカチは断って、隣にいたユンギヒョンの資料が汚れていないか、と気遣うAさんにもう一度こっちを見て欲しかった。
TH「マネヒョン！許可してくれますか？僕、Aさんと一緒に寝たらもっとよく眠れて、コンディションも良くなると思います！」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1002人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キムチゲル(プロフ) - とりむねにくさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！励みになります！ (2022年9月27日 7時) (
レス) @page46 id: eaa77fda60 (このIDを非表示/違反報告)
とりむねにく(プロフ) - キムチゲルさんのお話大好きです。陰ながら応援しています✨ (2022年9月26日 19時) (レス) @page47 id: ef541684ad (このIDを非表示/違反報告)
キムチゲル(プロフ) - リアさん» 素敵なお言葉ありがとうございます！明日からは毎日できないかもしれませんが、バンタンの沼にずぶずぶなので、自分のためにも頑張ります笑 (2022年9月9日 21時) (レス) @page27 id: 5ec1a8499c (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - スクロールする手が止まらないくらいとても素敵なお話だと思います！毎日更新ありがとうございます😭😭 (2022年9月9日 19時) (レス) id: ee9fb3ed4d (このIDを非表示/違反報告)
キムチゲル(プロフ) - ＃ピーチパイさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。更新頑張ります！ (2022年9月7日 10時) (レス) id: 5ec1a8499c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キムチゲル | 作成日時：2022年9月5日 23時
