Tori ページ15
苦しい、なんか息苦しい。そう思い目が覚めると自分の首を手でがっしりと掴んでいるToriがいた
「あら、もう目が覚めちゃったの？寝顔可愛かったのに」
やっと深い呼吸ができ、ゆっくりと息を吸う。彼女といるとこんなことはよくあるので、もうツッコミをいれる余裕がない。それよりなんで自室に彼女がいるんだ。どうやって入ってきたんだ
「アタシにかかればピッキングなんて容易いものよ。舐めないでよね」
わかりやすく頬を膨らませて怒った顔を見せる。可愛い顔してとんでもないことをする彼女に言葉を失ってしまった。ここに来たということは何かしら用があってきたのだろう。その用はいつも良い結果で終わらないのであまり期待していない。そして気づいてしまった、彼女の持っているものを
「あ、気づいちゃった？これ、Aにやって欲しくて」
恍惚とした表情をしながら持っているものを見せる。それはどうみたって犬がつける首 輪とリードだった。嫌な予感が的中した
「Aはリードを持ってちょうだい。アタシはこれを…」
リードを持たされて、首 輪は彼女の首へとつけられる。彼女は頬を染めながら語った
「うふふ。念願が叶ったわ。ねぇ、A。アタシを叱って、アタシに悪いことして？」
あまりに度がすぎてる。犬は可愛がるもので彼女はただ痛めつけてほしいだけだと悟り、少々呆れた。どんどん近づいてくる彼女に1歩ずつ距離をとる
「どうしたの？あ！逆が良かったのね？最初からそう言ってくれればいいのに」
断じて違う。首を振っていたのに、なぜか首 輪を勝手につけられた。逃げようにも首 輪にリードがつけられている為、引っ張られてしまう
「逃げないで、アタシのA。イケナイ子はこれよ？」
そう言うと、どこから出したのか彼女の愛用の拳銃を見せてくる。犬にそんなことするのは彼女ぐらいだろう。冗談でも発砲するのだけは辞めてほしいので、大人しくした。「良い子ねー」と言うと頭を撫でられたり、色んなところにキスをされた。なぜか悪い気がしなかった
「満更でもないでしょ？そのままアタシに落ちて……本当にアタシのものになって」
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推しを推してけ(プロフ) - さとうみさんさん» さとうみさん!!いつも陰ながらEWの短編集読ませていただいてます…！羨ましいなんて光栄です(⑉･ ･⑉)ありがとうございます、頑張ります！ (3月19日 19時) (
レス) id: fba0c75805 (このIDを非表示/違反報告)
さとうみさん(プロフ) - 初めてのコメント失礼します、とても書き方が好みでさらさら読めます！両性向けはすごいですよ！わたくしには無理な芸当ですね、羨ましいです。これからも無理せずに頑張ってください！ (3月19日 19時) (レス) id: 563e8e19e1 (このIDを非表示/違反報告)
推しを推してけ(プロフ) - あるまじき存在ではないアルマジロさん» ご期待に添えて良かったです(՞ ¨̮ ՞)こちらこそ素敵なリクエストを提供していただきありがとうございました！ (3月9日 10時) (レス) id: fba0c75805 (このIDを非表示/違反報告)
あるまじき存在ではないアルマジロ - お待ちしてましたぁ〜！ これだ、私が見たかったのはこれですッ！もう読んでいるうちに、夕日で照らされている二人と教室が目に浮かんできました！絶対あのTordって奴は、何かしら企んでるんですよねぇ〜 でも、それがいい！ 書いて下さりありがとうございます！ (3月9日 7時) (レス) @page14 id: d9deafb208 (このIDを非表示/違反報告)
推しを推してけ(プロフ) - あるまじき存在ではないアルマジロさん» とてもいいシチュエーションですね…提供ありがとうございます。今書いてるものを書き終わったら書こうと思います！ (2月23日 3時) (レス) id: fba0c75805 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：推しを推してけ | 作成日時：2024年1月6日 21時
