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Candle 6 ページ7

入ったのは、Aが好みそうな
小さな隠れ家、って感じのカフェ。



 「ここさー、私のお気に入りなんよ。
  素敵やろ?(笑)」


 『…うん』





…実はちょっと緊張してたりする。








お互いメニューを注文すると、


急にAが喋りだした。




 『亮と出かけるとか久しぶりちゃう?(笑)
  というか会ってへんかったしなぁー…
  あー大学以来か、二人で出かけるのは。
  で、会うのが2年ぶりくらいか。
  ま、メールとかはしてたけどなぁ(笑)
  そんで?最近…



 「ちょ待って。
  あのな、お前どうしたん?
  そんな喋り倒すキャラやないやん。

  とりあえず本題なんなん?(笑)」




ああ。言ってしまった。
これも俺の悪いとこやけども。



そうやって、密かに後悔をしていると、

君は急に頬を赤く染めた。




 『…そうよなー…
  …てかホンマせっかちなんやから…』






急に小さくなった声で、
君はぼそりとつぶやいた。

…何この展開。




 「…どうしたん?」

 『…亮?驚かないで聞いてや。』









 『…あたしな、結婚すんねん。』

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作者名:T.P.Inf | 作成日時:2014年11月3日 12時

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