Candle 11 ページ12
あまりにも綺麗な結婚式は
あっという間に進んで。
あっという間に
友人のスピーチになってしまった。
「では、新婦のご友人代表のスピーチです。」
「ただいま、ご紹介にあずかりました、
新婦、Aさんの友人である、
錦戸と申します。
まず、Aさん、悠さん
ご結婚おめでとうございます。
並びに、ご両家のご親族の皆様
誠におめでとうございます。
友人といたしまして、お祝いの言葉を
述べさせていただきたいと思います。
えー。
Aさんとは
幼稚園の頃からの付き合いになります。
あのころは、とても子供で。
暇さえあればくっつきまわって遊んでて。
…そんな子供の時から
見ている僕からすると、
とても大人になったんやなぁ、
と感じます。
さて、そんなAさんですが、
彼女は、僕が出会ったどんな人よりも、
努力家で、
…優しい、人です。
僕が色んな事を相談しても、
ちゃんと考えて、答えてくれました。
…でも、本当に、素直になれなくて、
ごめんなさい。」
その予定にない一言を言ったとき、
君は
驚いたような顔で
目を見開いた。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:T.P.Inf | 作成日時:2014年11月3日 12時