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俺がちょっと引き気味でそう言ったからか、不服そうな顔をしてまた手に持ったレモン酎ハイを飲むAさん。
案の定そのまま持ち帰られてしまうような提案にノリノリに乗ったみたいだが、どうやら彼女はダメージ0らしい。
「あぁ、そう、、」
……まさか、酒には強いタイプなのか？
いやいや、この子に限ってそんなこと……
「…大丈夫なの？これ……先輩帰れる？」
『……た、確かに、、ギュヒョンさん、、！大丈夫ですかぁ！』
「んん…も、…もう無理だよ……きもちわるい、、」
『お水！いりますか……？！』
焦って急に背中をゆするAさんと、今にも吐きそうになりながら手をストップの形にする先輩。
気持ち悪いってんのにそれ以上ゆすんないであげて……
「うえー、やるねえ後輩ちゃん〜
初めてだよこんなベロベロのこいつ見たの〜」
なにやっても悪い方向に転ぶ気しかしないこのカオスな状況をどう整理しようかと考えていると
後ろから、ふとどこかで聞いたことがあるような声が聞こえた。
「……え、…うわ。」
???「隣の子は…あれ……ミンギュ？」
気の所為かと思って振り返ったら
見覚えしかない姿が俺の目に飛び込んできて 不意にも顔が引き攣る。
???「あいぐミンギュヤ〜、すごい久しぶりじゃない？
ここに就くぐらい言ってよ〜！」
「……卒業してから連絡絶ったのヒョンじゃん」
相変わらず清楚で整った顔は、学生時代の爽やかさをしっかり残しながらも大人びた雰囲気を纏っている。
……俺にとっちゃ、それが地味に未だ憎らしいんだけど。
???「それはそうだけどさ〜。
てかこの可愛い子、守ってあげたんでしょ？ えらいなぁウリエギ〜」
そうやって俺の頭がボサボサになるぐらい撫でるその仕草。
おぐおぐわざとらしいほど可愛がるその子供扱い。
「……いや、俺はなんもしてない」
???「え、マジ？嘘じゃん、笑」
『あっ、あの…！ギュヒョンさんのお知り合いでしたら……その、、！』
…それは、自分の足にも及ぶ奴じゃないっていう俺への戒めと
横に並ぶことは無いっていう、俺への呪文。
色んな過去の出来事を思い出しながらいると、もじもじしながらヒョンの顔を伺うAさんがそう言った。
???「分かってるよ〜、わざと回収しに来たの。」
へらへら笑いながら先輩の後ろに手を回して引きずり出すヒョン。
???「あと、……こいつ、目覚ましても変に勘違いして君の事狙いそうだから
その時はミンギュにしっかり守ってもらいなね？」
最後に、そんな余計なことをAさんに伝えてから。
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
