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『今日はミンギュ君が計画した飲み会だね〜〜』
仕事が終わる時間まであと40分ぐらい。
「………はいはい、わかったってば」
『冷たいなぁあぁ〜、楽しみじゃないのぉおお〜？』
仕事が終わったわけじゃないのに、既にクルクル、キャスターでトリプルアクセルを踏みながらそんなことを言ってる彼女。
…おいおい、そんな回ったらどうせあんた……
『うえええ……っ…ま、回りすぎた。』
……ほら、言わんこっちゃない。
「飲み会前に吐く羽目になるよ。」
……それに、なんか俺が一方的に冷たいヤツみたいになってるけどさ。
今ので”ミンギュ君が計画した飲み会”って言葉、11回目だから。
なんで計画立てた俺より楽しみにしてんの。
デスクに突っ伏しながら三半規管の回復を待ってる彼女の背中は、俺の片腕だけで収まるんじゃないかってくらい小さい。
……ほんと、 その場から消えたと思ったら小さすぎて見えてないだけだったってこと
この会社に入ってもう数え切れないくらい起きてるし。
『…小さくないです！ だいたいねぇ、190近い身長のみんぐ君からすると全員小さいでしょ？！
何をそんなに私を小人かのような扱いする必要があるの〜！ もう！小さいっていうのは……etc』
まぁ、１回”小さすぎて見えなかった”って言った時にあんな風に数十分は横で小言言われたりして、そこから一切口にはしてないけど。
だって、言っても140後半……いや、140あるか……？
『…148あるから！！！この数センチが命だから！！』
「わかったって、ごめん！」
……そうは言いつつ、実は小声で呟いてたのがバレてもっと怒られたのが事実だ。
.
.
.
「「「乾杯ー！」」」
音頭と共にカチャン、と合わせられたジョッキとジョッキ。
開始早々、色んな先輩方に囲まれながらビールを流し込む。
……自分が立てた飲み会だとはいえ、なかなかに周囲の反応や様子を伺ってしまい話があまり入ってこない。
楽しくなさそうな人は居ないかな、とか
配慮が足りてない場面はないかな、とか。
「てか、ミンギュっていっつもあの小さくて可愛い女の子と一緒に居るよな〜？」
「そうですかね〜？笑(あの子が着いてきてるだけなんですけどね^^)」
「いいな〜、毎日楽しそうじゃん 」
「あはは笑(楽しくないです^^)」
心の中に秘める言葉と言ってる言葉もその中に入り交じってきて、余計に体が疲れていく。
……てか待てよ。今あの子何処にいんの？
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
