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いやでも、会ったらたまに話すけど、俺はそれ以前に１回ご飯の機会を逃してて…
そんなことばかりぐるぐると考えていると、図星だったからこんなにキョドってると思われたのか
そうウォヌ先輩に半笑いで返された。
「そうじゃなくて。…いや、そうなのかもですけど……」
俺の好きな人としてセヨン先輩の名前が知られているとなると、なんだか気まずい。
間違いじゃないんだろうけど、まだその…段階途中というか。
……どう言えばいいのかイマイチ自分でもわかってないけど。
WN「まぁ、好きじゃないっていうんならそれでいいけど」
俺があたふたしていればそうやって、どうでも良くなったかのように 尚且つ俺の中を見透かしているような目で見てきた。
「まあ、……もう、そういう事にしておいて下さい。」
それがなんだか後ろめたい気持ちにさせたというか、
20歳すぎて自分の恋心が分かりません、だなんて言えるわけもなくてただそう濁せば
ウォヌ先輩は分かったとだけ返事をして、少し下がった眼鏡をくい、と指で押し上げた。
……セヨン先輩は、すごく尊敬する所も多いし誰から見ても綺麗な人だ。
笑う顔が少し大人っぽかったり、すごく頼れるところがあったりと 惹かれる部分は多くて。
現に次ご飯行ける機会をまだかまだかと心待ちにしているのだけれど、だからといって
人並みに感じて、行ってきた恋愛感情がしっかりあるかと言われたらそうでもない。
『っあ！ここにいた！！』
俺とウォヌ先輩しかいない給湯器の前で、また色々と考えてこんでいると
入口の方から何か小さい影がひょこ、と出てきて それを捉えたのもつかの間 聞き覚えのある声が休憩室内に響き渡った。
「あーまじで、Aさん、
『みんぎゅ君！なんかお電話来てるよ！』…はあ、そっか。分かった行く」
"お願いだからもう少し小さい声で呼んでくれ"
これが俺の最近の口癖と化しているが、それさえも言わせてくれずにその小さいのはズカズカと俺の前まで来た。
それに呆れてふと横を見ると、一瞬だけ目を揺らしてからAさんを見つめ 微妙に恭しい態度になったウォヌ先輩が小さく会釈をした。
……そうだ、この先輩 なかなかの人見知りだった。
『……あ、こんにちは…！！』
「…こんにちは。どうも。」
先輩が"さっき言ってた人か？"なんて聞くような目でチラりとこっちを見てきたから、とりあえず頷いてから行ってくるとだけ伝えて入口へと向かう。
…この状況で2人きりにして大丈夫なのか……？という考えが頭に過ぎりながら。
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
