かっこいい先輩 ページ26
「へぇ、小さい子か。よくわかんないな」
ある日のお昼休憩、そう言ってウォヌ先輩はコーヒーをすすった。
ウォヌ先輩は、最近仲良くしてもらってる先輩で
部署は違うけれどごく稀にお昼休憩をしてる場所が一緒だったり、社内カフェで会ったりすることが多かったのがきっかけで話すようになった。
「よく俺の事見る時、横にいません？こんぐらいの」
WN「うーん、まずお前がでかいからなぁ。 全員小さく見えるわ」
……と言っても、ウォヌ先輩だって180は超えている。
何食わぬ顔でそういうウォヌ先輩は、本当に何も知らなそうだった。
最近はどうだ？なんて質問に小さい子の相手をしてる、って答えたのはちょっと間違ってたのかもしれない。
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「ウォヌ先輩は居ないんですか？気になる人とか」
しばらく話していると、気づけばそんな会話に移り代わっていた。
切れ長の目が印象的で、クールビューティーだとかなんだとか言うので度々噂を聞くウォヌ先輩はあまり恋愛とかに興味がなさそうに見えたから ふと気になってしまってそう口していた。
WN「今は……まあ。うん」
「そうですよね……って、え？ いるんですか……？！」
それでもてっきり"居ないよ。最近は仕事が忙しいし"なんてことがかえってくるとおもってたのに
曖昧に濁して視線を逸らしたウォヌ先輩は、分かりやすくコーヒーを1口、変なタイミングで飲んで誤魔化した。
……ウォヌ先輩って、案外誤魔化すの下手くそかも。
WN「なんでそんなに驚いてるんだよ笑」
「え、いやだって…… てっきり仕事も忙しいしいないって返ってくると思って……」
WN「まあ、それも間違ってないんだろうけど」
少しだけ耳が赤いのを見ると、この話は本当なんだろう。
いいこと聞いちゃった、なんて少しふざけると"心の中で留めといて"とやんわり伝えてきた。
「いいなぁ、俺もそんな事思える人作りたいです」
その表情がどこか幸せそうに見えて 心からそんな言葉が出てきた。
WN「ん、セヨンじゃないの？」
すると、ウォヌ先輩から聞こえると思ってなかった人物の名前が聞こえて。
「え、なんでヒョンセヨン先輩の事知ってるんですか…？」
驚いてヒョンの方をむくと、平然とした表情で
WN「いや、普通に同期だし 噂で結構聞いたりするけど」
なんて返されてしまった。
「んー……それはー…えっと。」
WN「それ、もうほとんど答え出てるじゃん、笑」
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
