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「っ〜！終わった……」
定時まであと20分。
先輩パワーのおかげか余裕で仕事が終わった。
あとは軽い作業やらなんやらをして20分を過ごすだけだ。
……いや、隣に爆弾といっても過言では無い人がいる限り、このまま素直に帰れない可能性があるのだけれど。
セヨン先輩もうすぐで上がれるよ
_俺も今ちょうど仕事終わったところです!
セヨン先輩仕事増やさないように気にしないとね?笑
_はい…笑 絶対定時で帰ります!!
セヨン先輩笑笑
.
.
こっそり先輩とメールでやり取りをしながらも手元がソワソワする。
……あと20分後には先輩と一緒に…か。
「…楽しみすぎる」
不意に漏れた声は限界そのものだった。
久しぶりに惹かれる人が出来たからって、浮かれすぎだろ。
だいぶはしゃぐ自分とそれを必死に抑えてる自分が混ざりにまざって葛藤する。
24にもなってこの高校生みたいな浮かれようは、さすがにまずい。
縮こまりながらも1人で頭を抱えてスマホ画面を謎に覆い隠した。
……後は新しい仕事を振られないよう気をつけながら軽い作業をするだけ……
でも、それはさすがに不真面目すぎる…？どうしたらいい？
…………って、落ち着いて待てないのか俺は。
『……はぁ、はあ……どうしよ、……っは、』
「……？」
色々な考えで頭がいっぱいになっていると、Aさんから荒い息遣いが聞こえてきた。
「……、どうしたの？」
気になって見てみると、俯き加減でマウスを握りながら反対の手で自分の胸を抑えていて
『……いや、大丈夫大丈夫、ちょっと…仕事手こずっちゃって、』
顔は たれた触覚で隠れて見えないけれど 返ってきた声は震えてものすごく弱かった
「…なに、見せて」
『ううん…ほんと大丈夫、それに、なにか予定あるんでしょ？ 行かないと 、！』
焦った息継ぎとは反する変に明るく絞り出したような声
仕事でヘマしてもこんなに焦った姿のAさんは見たことなくて、一瞬だけ戸惑ってしまって
「いいから」
本人が目を背けるようにしているそのパソコン画面を操作するように
無理やり彼女の手の上からマウスを触って内容を確認した
「……あぁ、なんじゃこりゃ…」
すると、そこには久しぶりに見たような気がするタブが鬼ほど開かれた画面が待ち構えていて。
その中には…変に昨日あった放火事件のニュースのタブがあったり、かと思えば音楽ファイルが開かれていたりと本当にぐっちゃぐちゃ。
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
