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「……お味噌汁にじゃがいもって、嘘でしょ？」
『嘘じゃないよ、美味しいよー？ ミンギュくんは食べたことないの？』
「うん。ありえない」
『え〜、ホクホクしてて美味しいのに』
とりあえず例のスーパーに渋々2人で行って、今はカートを各々で押しながらお互いが買う食材にいちゃもんをつけあっている。
『ミンギュくん……お味噌汁に、、鶏肉入れるの…？』
「うん、そうだよ」
『………すごいね。』
「…なんかそんな軽蔑した目で見ないでくれる？」
じゃがいもよりかマシだし、てか美味しいし！
『鶏肉沢山食べてるからムキムキなんだ？』
「……そう…なのか、、？」
なんか変な仮説も立てられてしまったけど。
他にも、ティギムとご飯は一緒に食べれないだとか、トッポギは辛くないと食べれないだとか。
『もー、疲れた！
お互いがお互いの作ったご飯を食べる訳でもないんだから！』
色々と埒が明かないようなことを言っていたら、ついにAさんからそう切り出した。
「はぁ、そうだね」
カートをするする動かしながら、少しだけ疲れたように笑って見せては
『早く薬局で箱ティッシュと柔軟剤買わないとだし！』
そんなこと言うものだから、また俺が頭を抱える。
「ねえ、俺の家に盗聴器つけたりとかしてないよね？」
『んえ、なに急に？！ みんぐ君お家で何かあったの？』
「……いや、やっぱなんでもない」
だって
……どこに行くのかも、何を買うのかもおおよそ全部一緒だなんて、ちょっと気味が悪いだろ。
＿＿＿＿
『ねぇね、なんかおうちで使ってる柔軟剤お互い見合うのってなんか、、ヤじゃない？』
「……なら別について来なきゃいいんだよ〜！」
『着いてきてないもん〜！』
薬局withAさん。
俺は必死こいてやっと洗剤コーナーに来たっていうのに、次はそんなわがままを言い出す。
「分かったよ、見ないから！！早く選んだらレジいって！」
『は〜い！』
なーんで、俺が気使ってあげてんの……？
＿＿＿＿＿＿
『いやぁ〜、今日は楽しかったよー！
1人でショッピングするつもりだったのに、ずっと一緒にいれたから！』
そう隣で駐車場まで続く階段を降りている途中。
Aさんは変わらずルンルンである。
「……そうですねー」
…俺はすっごい疲れたけどね。？
『ありがとうミンギュ君！そう、お礼にはい！』
「……？」
片手にレモネードやらなんやら大量の荷物を寄せたかと思えば、さっき買ったスーパーの袋に手を突っ込んで何かを出した。
「……え、あぁ、どうも。」
……丁度、俺が好きなお菓子だった。
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月紗?(プロフ) - かなさん» 読んで下さりありがとうございます。最近更新があまり出来ておらず申し訳ないです…😢🙏 近々更新する予定ですので宜しければ少しお時間頂けるとありがたいです🙇♀️🙇♀️ (4月18日 23時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (4月16日 22時) (レス) id: b3d6bb1234 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レイさん» 大変失礼いたしました。改めて表記をさせて頂きました、申し訳ございません😢🙏まだまだ未熟な私にこのようなご指摘をして下さりありがとうございました😭💞 (2月17日 12時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - パロディならパロディとわかりやすいところに表記して欲しいです... (2月17日 12時) (レス) id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年4月19日 17時
