つもりだけじゃ伝わらない ページ8
JN「莫不失色はね…うーん、顔色がなくなる人は居なかった、ってことかな…？
どうだろ、難しいね〜…」
『なるほど、、顔色がなくなる人がいなかった、っと…』
JN「うん…それと多分これは……なんだろう。ジフン分かる？」
WZ「分かるわけないだろ」
私達以外誰も居ないいつもの喫茶店で、声をよく響かせながらコップの氷を回す。
今はジュンに、訳が分からなかった漢文の課題(白文を全部翻訳する課題)を手伝ってもらっているところだ。
ジフン氏はそのジュンに何故か無理やり引きずられてきたらしく。”なんで俺もここにいるんだ”とブツブツ言いながらも同じテーブルを囲んで座ってくれている。
……てかまず、なんでシフトの日でもないのにここで課題なんかしてるのかというと。
JN「うん、大体はこんな感じなんじゃない？」
『うわぁ〜、むちゃくちゃ早く終わった〜！ありがとうむんずん〜！！』
JN「役に立てたなら嬉しい〜〜」
私の横でえへへ、と笑ってるジュンに、”夏休み遊ぼう！”なんてメッセージが突然送られてきたからだ。
Aええ、外出たくない暑い
ジュンそんな事言わないでよ〜
Aそうは言われても〜、逆にどこ行くよー?
ジュンそうだね…どこ行く?
遊ぶだなんて言いつつ自分も決めてなかったらしいジュンと、しばらくそんな言い合いをした結果
”漢文の課題をいっしょにする”ということに至った。
決して一緒に遊ぶなんて言う事には入らないし、こんな事でいいの？とは聞いたのだけれど
”うん！ありがとう、ジフンも連れてきていい？”なんてウキウキで返ってきたからびっくりした。
『そうだ、ジュンは何持ってきたんだっけ？』
JN「あ、これこれ〜、」
とりあえず手こずってた漢文の解読を手伝ってもらったんだけど、中国人だからといって漢文が完璧に読めるって訳じゃないらしく。
昔の人が使う言葉だからと一緒に考えながら丁寧に書いて教えてくれたりもして。
WZ「……ん、こんなのあったっけ？」
JN「先生が授業で終わらなかった分は夏休みの宿題だって」
WZ「あー」
そんなジュンも手伝ってほしい物を持ってきたって言って、いつもより大きめなカバンから何やら少し厚い紙を取り出した。
『なんかあったねーこんなの』
JN「ほら、ちゃんと持ってきたよ色鉛筆」
この前の美術の授業でやった風景画の作品か。
……私、ちゃんとそれ出したっけな。
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月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん、何度もありがとうございます本当に嬉しいです…😢💞 了解致しました‼️現在更新をしている作品を終えたら、新しく作らせていただきたいと思います🤭💕ありがとうございます🙇♀️✨ (2月4日 17時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - 好きすぎて、何度目かわからないですが、また読みにきてしまいました🫣 続編ほしいです🥺🥺 (2月4日 14時) (レス) @page50 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん» ご拝読して下さりありがとうございました。そんな事を言って頂ける様な作品を作れた事、すごく光栄に思います…ありがとうございます😢💞まだ残り14話ほどございますので、これから書かせて頂く番外編等を宜しければ…！😭♥️ (10月23日 23時) (レス) @page36 id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - あまりにも好きすぎる、終わらないで〜😭 (10月23日 22時) (レス) @page36 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - 肉豆腐さん» こちらこそ全力で応援しております……‼️😢💘 (10月23日 19時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年9月16日 19時
