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「ここから鍵探さないと、はい」
『え、まだ死んでないじゃん？』
「いや、見てるだけは暇かと思って」
『全然いいのに。…って待って、こっから絶対怖くなるでしょ』
「それはどうかな」
未だにウォヌ君の性格は掴めてないし、ふとした時にいたずらされたり変な事を言ったりする。
それも変わらない。というか、これからも分からないと思う。
……そこまで踏み込むと彼は余計ややこしい気がするし。
.
『ねぇ』
「うん」
『ソハとボスってさあ』
「うん」
『正直好き好き同士だよね』
「……やけに急だね？笑」
それにウォヌ君は
たまに私が突拍子の無いことを言ったって、そう笑いながら返してくれる。
「うーん、個人的には上手くいって欲しいけどね」
『だよね〜、喝入れよっかな』
「どっちに？」
『両方』
笑う笑顔が可愛いのも 少し寒がりなのも ずっと一緒。
「…まぁ、その時は教えてあげて」
これだけ変わったことよりも変わらないことの方が多いのは
友達みたいな恋人だし、恋人みたいな友達だからなのかもしれない
『ん、何を？』
「俺みたいに衝動で近付くなって」
そんなことを思っていると、突然そう言ってこっちを見てきたウォヌ君。
＿＿＿”そんな顔したAさんが悪い”
『……あーー。うん。おっけー。任せろ。』
一瞬なんのことかと思ったけど 直ぐにあの時の事を思い出しておかしくなりそうになった。
画面から目を逸らしてまでその顔に引き込まれたのが間違いだったのかもしれない
「あ、画面見て、」
『……うーわぁぁーー喰われたーーー』
少し焦ったようなウォヌ君の表情でやっと襲われていたのに気づいた。
コントローラーを握り直した頃には既にリトライのボタンが表示されていて。
「こっち見てる場合じゃなかったじゃん」
楽しそうに笑うその細められた目
『誰のせいだと？』
それがなんだか恥ずかしくて あの時のウォヌ君と同じようなコトを返すと
分かったように眉を上げて”おー、言うね”だなんて言って突然何か企んだかのような表情で見つめてきて。
多分今あほな顔をしてるであろう私の髪をゆっくり耳にかける。
さっきテレビ画面に顔を近づけたみたいに 体を傾けて私の方へと来た
どこか熱くて、意地悪なその目の奥
それにただ射止められて動けない私
でもそうやって暫く近くで見つめあっていると 何だかバカバカしくて
『ふふ、』
「ふっ、」
お互い同じタイミングで吹き出してしまった。
「いいや、見逃したげる」
『なんの事やら。』
……やっぱり、相変わらず私たちはわたしたちのままみたいだ。
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月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん、何度もありがとうございます本当に嬉しいです…😢💞 了解致しました‼️現在更新をしている作品を終えたら、新しく作らせていただきたいと思います🤭💕ありがとうございます🙇♀️✨ (2月4日 17時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - 好きすぎて、何度目かわからないですが、また読みにきてしまいました🫣 続編ほしいです🥺🥺 (2月4日 14時) (レス) @page50 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん» ご拝読して下さりありがとうございました。そんな事を言って頂ける様な作品を作れた事、すごく光栄に思います…ありがとうございます😢💞まだ残り14話ほどございますので、これから書かせて頂く番外編等を宜しければ…！😭♥️ (10月23日 23時) (レス) @page36 id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - あまりにも好きすぎる、終わらないで〜😭 (10月23日 22時) (レス) @page36 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - 肉豆腐さん» こちらこそ全力で応援しております……‼️😢💘 (10月23日 19時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年9月16日 19時
