背中 ページ5
WZ「もっかい通すぞ」
ソハ「えぇー、もう帰るっつってたじゃん！ 素直に帰ろうよ！」
WZ「入りが早くなったりテンポずれてたりしてんのお前なんだけど？」
ソハ「さっきドラムミスってた奴が言わないでくれる？」
WZ「それはお前のリズムが急に……
.
.
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『おー、始まった始まった』
HS「今日は珍しく喧嘩せず終わると思ってたんだけど笑」
夏休みに入って一回目の土曜日。
夏休みぐらい応援なしでも頑張れと見放す私にソハが何度も寂しいだのなんだの言うから
わざわざ優雅な休日を使ってまで、軽音部の部室に来てやったというのに。
ソハ「あー、もうやだ。」
WZ「なんとでも言え。ほら、あともう1回』
ソハ「……」
なんでこうも、長くうるさく口喧嘩が出来るのだろうか。
.
.
HS「あれ、言い返さないんだ」
『どうしたんだろ、体調悪いのかな？』
”あと1回したら終わるからまって！”を何回か繰り返されている中で、同じくジフン氏を迎えに部室に来たスニョン君とジュンと、大人しく終わるのを待ってただけなんだけれど。
JN「……2人ともなんでそんな冷静なの？！止めないでいいの？あれ」
ジュンは2人の喧嘩を初めて見るらしく、ちょっと気まずそうな顔をして焦ってる。
さっきまで汗を拭いたタオルを振り回しながら”すごい！ どうやってやってるんだろ！”なんてソハ達を見ながら喜んでたのに。
『いいんだよ、止めたって意味ないから』
……ぼーっと眺めながら実況してる私とスニョン君より、何も動じずチューニングなりなんなりしてるバンドメンバーの方が最強だとおもうんだけど。
それに習ってそう言えば、ジュンは”なるほど、、”なんて納得いってない感じで私の前辺りの地べたに座った。
JN「ジフナ〜、俺お腹減ったよ〜〜」
WZ「ん。まじであと1回で帰るから」
未だにちまちま言い合いする2人に、ジュンが突然割り込んでそう大きな声で言うと静まる。
『キムソハファイティン〜 あと1回だってよ〜』
止めたって意味が無いだなんて言っても一応、場を沈めようとしたのかな。
ソハ「それはどうかなー！！」
とびきりなジュンの優しさにすら気付かないほど、ソハはそう目ガン開きで怒ってるけど。
＿＿＿
『お？』
HS「えーいチョノヌ、遅いぞ〜」
「ごめん、なんか引き止められてて」
JN「お、ウォヌヤ〜、今来たの〜？」
しばらくしてソハ達が最後の練習とやらをし始めたぐらいに、ぎぃ、と部室のドアが開いた。
外の熱い熱気が頬を撫でると共に、体温が上がった人の存在。
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月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん、何度もありがとうございます本当に嬉しいです…😢💞 了解致しました‼️現在更新をしている作品を終えたら、新しく作らせていただきたいと思います🤭💕ありがとうございます🙇♀️✨ (2月4日 17時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - 好きすぎて、何度目かわからないですが、また読みにきてしまいました🫣 続編ほしいです🥺🥺 (2月4日 14時) (レス) @page50 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん» ご拝読して下さりありがとうございました。そんな事を言って頂ける様な作品を作れた事、すごく光栄に思います…ありがとうございます😢💞まだ残り14話ほどございますので、これから書かせて頂く番外編等を宜しければ…！😭♥️ (10月23日 23時) (レス) @page36 id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - あまりにも好きすぎる、終わらないで〜😭 (10月23日 22時) (レス) @page36 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - 肉豆腐さん» こちらこそ全力で応援しております……‼️😢💘 (10月23日 19時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年9月16日 19時
