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「スニョンもジュンもいないし」
『……ジフン氏は？』
「…1人でなんか言いながらエレクトーン弾いてたから怖くて」
『……なんだそれ、、』
…1人でなんか言いながらエレクトーン弾いてるジフン氏がむちゃくちゃ気になる。
その上そう言った時のウォヌ君と目が合わなくて、でも そんなことで良いならと首を縦に振った。
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『最近誕生日だったの？』
「うん、て言っても一週間ぐらい前だけど」
『言ってよ〜、 おめでとうぐらい言ったよ』
夏の明かりに照らされながらも二人、制服だけどスマホしか持ってない私と
動きやすそうな服装で 少しだけ大きなリュックを背負ってるウォヌ君で歩く
一緒に帰ろうと言われたからには家まで真っ直ぐ帰る訳にも行かず
梅雨の時だって、傘を持ってない私の為にわざわざ家の前まで送ってくれたりしたので
ウォヌ君が行く道を歩いて 見たことない景色を見ながらもそんな他愛のない話をしてみた
どうやらウォヌくんは私が知らないうちに17歳になってたらしい。
「Aさんが部室来てない日だったし スニョン達に沢山祝ってもらったから」
『えぇ〜、今更だけどおめでとう』
「…うん、ありがとう？」
昼間のせいで太陽はてっぺんにあって
赤い標識も3つに並ぶ信号も やけに明るい色で発色する
眩しくて横を見ると 光のおかげで目の色が薄く映るウォヌ君がいた
日差しに目をしかめる姿は透き通ってて 肩をトン、と触るだけでも消えていきそうなのに
夏の色が絡まると盛大な化学反応が起きてるみたいになる
……冬の空気を纏ってるみたいで、 初夏はあんなに似合わない
『…てか、本当に夏生まれだったんだね』
「なに、疑ってたの？笑」
『うん。嘘ついてると思ってた』
どんなに見ていても探るたびに、何が合っていて何がそう変なのかさえ分からなくなる
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「冬はそんなに好きじゃないかな」
だからと言って 彼を雪のように冷たい人だと言いたい訳でもなくて
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『……寒いから？』
「うん。寒いから」
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そうやって笑う白い肌を見て思った
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『……よくわかんないね』
……じゃあなんでこんなに初夏が似合わないんだろうね。
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月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん、何度もありがとうございます本当に嬉しいです…😢💞 了解致しました‼️現在更新をしている作品を終えたら、新しく作らせていただきたいと思います🤭💕ありがとうございます🙇♀️✨ (2月4日 17時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - 好きすぎて、何度目かわからないですが、また読みにきてしまいました🫣 続編ほしいです🥺🥺 (2月4日 14時) (レス) @page50 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん» ご拝読して下さりありがとうございました。そんな事を言って頂ける様な作品を作れた事、すごく光栄に思います…ありがとうございます😢💞まだ残り14話ほどございますので、これから書かせて頂く番外編等を宜しければ…！😭♥️ (10月23日 23時) (レス) @page36 id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - あまりにも好きすぎる、終わらないで〜😭 (10月23日 22時) (レス) @page36 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - 肉豆腐さん» こちらこそ全力で応援しております……‼️😢💘 (10月23日 19時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年9月16日 19時
