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『なんでいるのって……ここのアルバイトなもんで…』
JN「そうじゃなくて、Aがいるならもっと早く来たのに〜」
「居なくても早く来いよ」
ウォヌ君の鋭いツッコミにもなんの悪びれもなさそうにへらへら笑ってるジュン。
私服姿は久しぶりに見た気がするけど、なんかオシャレのレベルが上がってる?
2人ともスタイル良くて身長高いから、何着てもオシャレなんだろうけど。
JN「2人でなんの話ししてたの〜?」
『夏祭り脱走する計画練ってた』
JN「……脱走…?」
「未遂に終わったから安心しな」
JN「ミスイ……?」
ウォヌ君の隣に腰掛けて、多分分かってないであろう韓国語に首を傾げながら
JN「うっ、苦……!!」
さりげなくウォヌ君のアイスコーヒーを横取って口に運んで。
平気そうな顔で飲んだと思った瞬間に顔を歪ませてソレを自分から遠ざける。
JN「…アイスココア下さい、、、」
「自爆してる、笑」
項垂れたまま指を1の形にして私に助けを求めてくるムンジュニ。
・
JN「あ〜、ありがとう、、
……美味しい〜!」
仕方なく普通よりちょっと甘めに作ったアイスココアを持っていけば、すごい速さで手に取って飲み始める。
さっきまで死んでた顔が一気に生き返った。すごい。
JN「ウォヌも飲む?」
「いや、俺はいい」
…なんか前もそんな会話してたような。
「ここのおすすめって、なんかあるの?」
『そのアイスコーヒーと、カツサンドだよー。』
ウォヌ君にそう聞かれて、ふと答えると
JN「ええ、いちごパフェは?」
『ジュニかたまに来る親子連れの方しか頼まないんですよねこれが』
JN「嘘〜!」
って、事実を伝えると驚いてるのか悲しんでるのか分からない表情でそう言われた。
店長は"自信作なのに頼んでくれる人少ないから嬉しいんだよ〜!"なんて言ってたっけ。
どうであれ、店長は喜んでますよ。ムンジュニさん。
・
「ジュンには毎回2点差とかで負けてるよ」
JN「へっへ、今回のテストは3点差〜」
しばらくそうして他愛もない話をしていたら、気づけばだいぶ時間が経っていて。
「…あ、もう映画始まる」
JN「ええ!嘘、早く言ってよ〜!
ほら、ウォヌ立って!行こ!お金はここ置いとくから!」
「いや、自分のは自分で」
JN「いいの!ほら、早く出るよ!」
『はーい、行ってらっしゃい』
焦った顔でウォヌくんを引きずり出して、2人分のドリンク代を机に置いて…と
相変わらず騒がしいジュンを目で追っていると、
JN「夏祭り、ちゃんと来てね?」
最後にふりかえって、そう悪戯げに言われた。
……ジュンって、思ったより小悪魔…?
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月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん、何度もありがとうございます本当に嬉しいです…😢💞 了解致しました‼️現在更新をしている作品を終えたら、新しく作らせていただきたいと思います🤭💕ありがとうございます🙇♀️✨ (2月4日 17時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - 好きすぎて、何度目かわからないですが、また読みにきてしまいました🫣 続編ほしいです🥺🥺 (2月4日 14時) (レス) @page50 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - レモンサイダーさん» ご拝読して下さりありがとうございました。そんな事を言って頂ける様な作品を作れた事、すごく光栄に思います…ありがとうございます😢💞まだ残り14話ほどございますので、これから書かせて頂く番外編等を宜しければ…!😭♥️ (10月23日 23時) (レス) @page36 id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
レモンサイダー(プロフ) - あまりにも好きすぎる、終わらないで〜😭 (10月23日 22時) (レス) @page36 id: 194f03e581 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - 肉豆腐さん» こちらこそ全力で応援しております……‼️😢💘 (10月23日 19時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月紗? | 作成日時:2023年9月16日 19時