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明らかにぎこちなく、厨房側に立つ私たちに何か訴えるジョンハンさん。
目が"まずった"と言っている気もするが、なぜこの男はこんなにも焦っているのだろうか
「でも、Aちゃんには移ってないみたいだよ？」
しばらく店長とジョンハンさんが色んな言い合いをしていると
核心をつくようにまた畳みかけてそう言う店長に眉をぴく、っと動かして1度止まる。
次はどうやって言い訳するのだろうと思っていると、案の定"それはAさんの免疫が馬鹿だから"と同じことをまた口にしだした。
『…私の免疫がバカで、ジョンハンさんの免疫が優秀だとしたら
ジョンハンさんも風邪をひいた誰かの看病をしてたってことですか？』
それに少しムッとして、仕返しするみたいにそう言えば
あからさまに吃りながら否定する言葉がかえってきた。
JH「いや、なんでそうなるの？いや…」
「お、怪しいね〜？」
普段人の隙ばかり突き弄んでいる側の人が こう地味に焦りながら首を振っているという状況に、店長もどうやら面白いと感じていたようで
悪い顔をしながらそう笑って私と目を合わせてきた店長の表情は、そういう時のジョンハンさんの顔とそっくりだった。
『誰と会ってたんでしょうね？』
「ね〜？」
それにつられて私も同じようにして笑う。
結局ああだこうだ言い訳をするジョンハンさんのことを店長が逃す訳もなく、キッチンの縁に手をかけてそう少し前めりになった店長を見てジョンハンさんはまたため息をついた。
JH「あーもう、分かってんでしょ？リアだよ」
半ギレで私達を見るジョンハンさん。
……こんな時でも通った鼻やぱっちりとした目が目立つものだから悔しい。
「えーい、僕に散々言ったくせにそれはないんじゃない？」
それに私の分からない会話で盛り上がっている二人。
また新しい名前が上がったけれど、今度はどなただろうか。
「…ジョンハンの元カノだよ、ずーーっと未練タラタラなの」
私がよく分かっていない表情をしているのに気づいたのか、そう言って意地悪な表情で教えてくれた店長。
それに未練タラタラは余計だとかなんとか怒ってるジョンハンさんが珍しいように感じて 少しだけ笑いが込み上げてくる。
そういえば前、ここで一緒にお酒を飲んだ時も何か話していたっけ。
俺みたいに引きずって無さそうだって少し寂しそうに笑ってたのを思い出すと、あながち店長の言っていることは間違いじゃないような…
『……てことは、元恋人の看病を…？』
…でも、それにしても1度別れた相手の看病だなんて
JH「なんだよ、悪い？」
『…いえ、別に。』
…なんだか、悪魔のした仕事だとは考え難いような。
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月紗?(プロフ) - なさん» まだまだ未熟な私の作品に関心を持ってくださって、好きだと言ってくださって本当にありがとうございます😭 (1月28日 14時) (
レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - なさん» 非常に勝手ではありますが、現在友達のみの公開で作っている作品はすべて準備中の作品でして、許可をさせて頂くと何度も書き直してしまったり通知で皆様にご迷惑をおかけしてしまう可能性が考えられるのでこのような形を取らせて頂いております。 (1月28日 14時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
月紗?(プロフ) - なさん» ご拝読して下さりありがとうございます。現在友達申請の方を承っておらず 皆様のお気持ちにお答えする事が難しい状況であります。大変申し訳ございません…😢🙏 (1月28日 14時) (レス) id: d53eba97f9 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - 甘くて穏やかなペースがジョシュアの人柄を表していて大好きな作品です！月紗様の作られた小説で友達限定のものを拝読したいと思い、友達申請させていただきました。難しければ許可していただかなくても大丈夫です、これからも楽しみにしています！ (1月28日 3時) (レス) id: b8691a6518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月紗? | 作成日時：2023年8月6日 23時
