Ｎｏ．97 ページ2
「相談者多すぎない!!?」
今私たちは相談者の多さに目の回るほど忙しくしていた。
ロボロさんのお陰で我々師団はいい方向で有名になり、放課後になってからはたすらに手紙の仕分け・相談者リストの整理・仕分け・整理・仕分け・整理の日々…
今トントンがシャオロンに電話して手伝いを頼んでるみたいだけどなんて途方も無い作業なの…
そして少しの時間が経った＿＿
「シャオロン来なくない？！」
いつまで経ってもシャオロンが来る気配はない。
それどころか手紙はどんどんと増えていく一方……
トン「アイツなにしてんねん遅いわ…」
ウツ「も…無理……。手紙の山に埋もれてまう。」
ショピ「ぜぇったいシャオさんサボってるって……ずるい…俺もサボりたい…」
皆ももう限界なようで。
「シャオロンのこと探しに行く？」
ゾム「行こ…今すぐ……サボっとったらとっちめてるわ……！」
「じゃあまずは師団室かな？」
ということで私たちは我々師団の師団室前まで来ていた。
会話の内容こそ聞こえないものの中からはぼそぼそと話し声がきこえてくる。
「「やっぱここにいたーー！！」」
ロボ「！みんな＿…？！」
どうやら師団室で話していたのはシャオロンとロボロさんだったようで。
勢いよく入ってきた私たちにロボロさんは困惑の表情を浮かべていた。
ゾム「ヘルーープ！！」
ウツ「シャオちゃんお便りの仕分け手伝ってぇ〜〜〜！」
「ロボロさぁん…この書類ってどうすれば〜！！」
トン「おいシャオロンさっき電話したやろ手伝いにこいや！」
トントンの怒りの声にシャオロンが驚く。
シャオ「えぇ？！いやお前忙しいとしか言うてへんかったやん！…はぁ〜ったく。」
シャオロンが手に持っていた書類を丸めポンっとロボロの頭を叩く
シャオ「お前のせいで大盛況やな」
そういって広げた書類にはズラァっと相談者の名前が。
シャオ「行くぞロボロ＿＿！」
シャオロンの呼び掛けにロボロさんは小さくため息を着くと
ロボロ「命令すな！」
といってこちらに駆け寄ってきた。
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2024年3月16日 18時
