Ｎｏ．75 ページ28
彼女は相変わらず母親の服を持ったまま離さない。大丈夫かと心配になりつつも母親は彼女と下へ降りる
母「シャオロンくんお待たせしてごめんなさいね。」
シャオ「いえ！大丈夫です！」
一緒に登校するなら彼にも悪周期のことを話しておかなくてはならない。そう思った母親は彼に簡単に説明をした。
「実はAは今悪周期でね。常に周りに人がいないと情緒が不安定になって魔力が暴走しちゃうの。先生方には連絡するから授業中は大丈夫だと思うの。だから行きと帰りだけAと一緒に居てあげてくれないかしら？」
シャオ「……Aが悪周期。…もちろんです！任せといてください！」
そう元気に笑う彼を見て母親は少しほっとする。
母(こんなにいい同級生を持ったのねA。)
母「ふふ、頼もしい同級生が出来たみたいでよかったわ。じゃあAをよろしくね。ほらA。行ってらっしゃい」
「ん、行ってきます。」
シャトル「よし、A行くで！」
「うん。」
——————
母親は彼女を見送ると悪魔学校に電話をかける。
母「すみません。ブエル・Aの母ですが。カルエゴ先生はいらっしゃいますか？」
教師「少々お待ちください。」
カル「お電話かわりました。カルエゴです。」
母「あ、すみませんカルエゴ先生。Aなんですが、今日悪周期に入りまして、」
カル「あぁ、欠席ですね。」
母「あ、違うんです。今日はあの子学校に行きたいって言ったので行かせることにしたんです。」
カル「……ですがブエルの悪周期は」
想定していなかった答えにカルエゴ先生はすこし躊躇う。
母「はい…なので一応シャオロンくんというAの同級生に行きと帰りだけはお願いしたので授業中に誰か親しい子を横に置いてやってはくれませんか？」
カル「…えぇ。それはこちらで対処します。」
母「ありがとうございます。では。」
ｶﾞﾁｬﾝ
「はぁ…なにもないといいのだけれど。」
母親は頬に手を添え心配そうな声をあげる。
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まっちゃ(プロフ) - くれぴとさん» くれぴとさん！！ありがとうございます！！絶対合格して物語進めてみせますっ！！ (2月25日 0時) (
レス) id: c14969ce2c (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - うわあ受験頑張ってください！！お忙しいなか更新ありがとうございます！！(二重の意味で)応援してます！！ (2月24日 10時) (レス) @page50 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - くれぴとさんいつもありがとうございます！悪周鬼…w変換の一番最初押しちゃってました…ご指摘ありがとうございます！ (12月16日 20時) (レス) id: c14969ce2c (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - お誕生おめでとうございます！！この作品大好きでみさせてもらってます！お体にさわらないていどで頑張ってください！あ、あと悪周期が悪周鬼になっているかな？と… (12月16日 20時) (レス) @page42 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - くれぴとさん» あぁ！へーやヴァウと書こうとしていたのにヴァウが抜けてたみたいです…！ご指摘ありがとうございます！ (12月9日 18時) (レス) @page38 id: c14969ce2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっちゃ | 作成日時：2023年5月21日 0時
