検索窓
今日:41 hit、昨日:17 hit、合計:10,533 hit

ページ32

「村田さん!」



私が最初の場所に行くと村田さんはすでに着いていた。


「お、来たか。どうだ?そっちの情報は。」


村田さんにそう聞かれ私は集めた情報をまとめて話す。


「大体は俺と同じ情報か…」


「村の人が襲われているのは東方面らしいですけど…どうします?4方向の山はさすがに…」


「ん、なら北、東、南を見回るか。北と東の左側が俺。南と東の右側が上泉。」



「はい。わかりました!」



「鬼に遭遇した場合は鎹鴉を使って知らせてくれ。じゃあ。」



そういって村田さんは北東方面へ向かう。

1人はかなり不安だけど…頑張ろう!


_____
完全に日が沈み月が昇って来ている頃。私は南東あたりの鈴蘭の花畑に来ていた。


団子屋さんが言ってた通り鈴蘭畑まで続く道は整備されており、灯りがしっかりあった。


被害者が道から外れたとかは無さそうかな…

鈴蘭畑を少し歩いてみたけれどとくに不審な点はない。

しかたない…来た道をもどるか。
そう思い来た道に戻ろうとする。


…あれ?道ってこっち側にあったっけ?


別の道かとも思い周りを見るけど道はここひとつしかない。


1つしか道がないなら間違いようがないよね。私の記憶違いだったかな?


私はその道を進む。

………おかしい。一向に山の麓が見えてこない。
ていうかこの道…下ってなくない?


ずっと木の間から見える景色が変わらない気がする。


不審に思った私は1度立ち止まる。
その瞬間後ろからナニかがくる気配が。


私は鞘から刀を抜き飛びついてくるナニかを弾く。


「くそぉ"!思ったより早く気づきやがったなぁ"!」


鬼だ。


私は急いで鎹鴉を呼び村田さんに知らせるように伝える刀を構え直す。


これできっと村田さんが来てくれる。
村田さんが来てくれるまで1人で持ちこたえないと。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (36 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

リリィなモモ(プロフ) - まっちゃさん» そうなんですね!了解です!返信ありがとうございます! (9月18日 15時) (レス) id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - リリィなモモさん» レスが遅れて申し訳ないです…兄弟子さんは既に鬼殺隊に入っていて、善逸は16ページで鬼殺隊の最終選別に合格しました。 (9月18日 8時) (レス) @page16 id: c14969ce2c (このIDを非表示/違反報告)
リリィなモモ(プロフ) - これって善逸の桃先輩こと兄弟子はもう既に鬼殺隊に入ったあとの話ですか? (8月31日 15時) (レス) @page11 id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まっちゃ | 作成日時:2023年6月12日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。