・ ページ25
「ほんとに凄かったです！私がもうダメだって思ったときに颯爽とAさんが現れてｽﾊﾟｯ！ってｽﾊﾟｯ！って斬っちゃったんですよ！」
「なぁ。その話もう何度目だ？俺耳にタコできそうなんだけど。」
「む、それぐらいかっこよかったの！あの瞬間を見たら絶対和仁(あいと)くんも惚れるんだから！」
私は今合格者の2人と一緒に帰っている。
ほんとは女の子…あ、名前は小日菜(こひな)ちゃん。が肩をかしてくれるんだったの。だけど予想以上に私が重症で小日菜ちゃんだけじゃ無理ってなってこの男の子…和仁くんも支えてくれることに。
そこまでの怪我なら一応療養してから帰ることも出来たんだけど、私が早くおじいちゃんに伝えたかったから…
あと…褒めてもらいたかった…
「あ、私ここ曲がる。じゃあ和仁くんあとは宜しくね！Aさん今日はほんとにありがとうございました！」
小日菜ちゃんはこちらを向きぺこりと頭を下げ私たちと正反対の方向へ向かう。
「よろしくって、俺こっちじゃねぇぞ…」
和仁くんは困った様な声をする。
今私たちが居るのは十字の道で小日菜ちゃんが右。和仁くんが左。そして私が真っ直ぐだった。
私の家はまだまだ遠いし和仁くんに着いてきてもらう訳には行かない。
「大丈夫だよ。ここからは1人で帰れるから。ありがとう。」
「いやその怪我で大丈夫なわけないだろ…」
…優しい。自分だって怪我してるのに。
「大丈夫だって！それに私の家すぐそこなの。だから、ね？」
和仁くんはそこまで引き止めるのもと思ったのか口をつぐみ左へ進む。
「わーった。帰り道気をつけろよ！」
「うん。ありがとう。」
さ、私も帰ろうかな。
おじいちゃんを心配させちゃだめだもんね。
＿＿＿＿
2人の名前はなるべく夢主ちゃんにいなさそうな名前にしました！あいとちゃんとこひなちゃんが居たら申し訳ないです…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリィなモモ(プロフ) - まっちゃさん» そうなんですね！了解です！返信ありがとうございます！ (9月18日 15時) (
レス) id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - リリィなモモさん» レスが遅れて申し訳ないです…兄弟子さんは既に鬼殺隊に入っていて、善逸は16ページで鬼殺隊の最終選別に合格しました。 (9月18日 8時) (レス) @page16 id: c14969ce2c (このIDを非表示/違反報告)
リリィなモモ(プロフ) - これって善逸の桃先輩こと兄弟子はもう既に鬼殺隊に入ったあとの話ですか？ (8月31日 15時) (レス) @page11 id: e604e437d5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まっちゃ | 作成日時：2023年6月12日 21時
