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君の声が聞こえる ページ5
ありとあらゆる物事がAIによって行われる世界。
やがて人は、話すことをやめチャット上での会話を始めた。
次第に、言葉を話せない者も出てきた。
「話せねーとか、ばっかじゃねぇの」
「俺まだ、話せるよな、?」
前田 優季(まえだ ゆうき)17歳。
『ねぇ、』
『大丈夫。私たちは弱くない。』
園山 未来(そのやま みらい)17歳。
これは、<声>がなくなるその日まで愛を紡いだ2人の物語。
「お前は話せるのか」
『だいたい優季が言ったんじゃん!』
「俺は、」
『大丈夫、私は優季の声が聞こえる。』
「なぁ、未来。」
「もし、明日話せなくなったとしたら」
『ねぇ、優季。』
『もし、明日話せなくなった時のために君の声を聞かせて』
___君の声が聞こえる___
君の声が聞こえる最後の日まで、愛していてもいいですか。
前田優季 cv花江夏樹
園山未来 cv神崎A
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作者名:たられば x他1人 | 作成日時:2020年10月19日 22時