caramel 2 (ページ20)

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平野には、今年あった個人的なニュースをAさんと2人でインタビューする偽番組の設定で街を周りってもらう。

まずは、

『おはようございます！神崎Aです！』

Aさんに打ち合わせがあるから、とロケバスを降りてもらった。

スタッフ｢いかかですか？騙せそうですか？｣

『騙します！と、言いながら私も下郷町の方がどんなドッキリをするか知らないので…笑』

そう、仕掛け人と言いつつ彼女にもなにも知らせていないのだ。
だからなにがドッキリでなにがドッキリじゃないのかAさんも知らない。

『これがそうなのかなあ？とか、ちょっと思いながら、ボロを出さないように、頑張ります！』

しかし、さすがにそれではAさんが可哀想なので、ドッキリの時にはあらかじめスタッフから指示を出す。

そして、本番。

『全国、津々浦々私のびっくりニュース2018！』

｢やって来たのは、福島県、みなみ…あ、なんかいだ！笑笑
あれ？なんかいでしたっけ？みなみ、かいづぐん
あれ、なんかいあいづぐん｣

『みなみあいづぐん、ね』

｢あ、みなみあいづぐん笑｣

早くもらしさ全開の平野くん。

スタッフ｢どうですか？この街並みは｣

｢いや凄いですね、屋根が土ですね｣

『屋根が土って笑笑』

｢え、土だよね？
だってアスファルトがないです。この地には。
Aちゃんはどうですか？｣

『すごい、昔ながらの日本って感じがしていいですね』

｢素敵ですね！｣