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いじけたように、どんどん尻すぼみになる言葉に思わず笑みがこぼれる。
「ふっ、なんやそれ」
「なんで笑うの」
「はは、しょおって意外とかわええなぁ」
「…ばかにすんな」
もう何を言ってもいじけモードな紫耀に苦笑する。
「俺、しょおに1番心開いとると思うで？」
紫耀に体重をかけながら言う。
「ほんとにぃー？」
「ほんまやって。だって、俺紫耀に会わんかったら、人生だいぶ違ってたで？今頃、知らんおっさんに抱かれて、もっと塞ぎ込んどったかも」
「ねぇ、それ冗談でも言わないで」
本当に嫌そうに、顔をしかめる紫耀に笑ってしまう。
「ふふ、でも紫耀が来てくれたからそうならんでよくなった」
「れん、嬉しそうだね？」
「だって、嬉しいもん。まさかこんな風に好きなもんに囲まれて、好きな人と一緒におれると思ってなかったし」
ここへ来てから、なんだかんだ忙しくて、あんまり口には出せていなかったけど。
「ありがとうな」
しっかり目を見てそういえば、紫耀は顔中のネジが緩んだみたいな顔をしていっそう強く抱きしめてくる。
「もー…！すき！廉のことだいすき！！」
「うるさいわ、まだ朝やから」
「朝とか夜とか関係ない！いつでも廉のこと好きだもん」
「…そういう話ちゃうわ。声がでかい言うてんねん」
今日も君のとなりで笑っていられる。
もしかしたら、明日は泣いているかもしれない。
願わくばそのどれも、君に1番近くで見ていてほしい。
「え、廉寝るの」
「まだ眠いもん」
「…じゃ、俺も寝よ」
「ちょ、自分の布団行けや」
「んー？」
「うわ、急に抱きつかんとい……ちょ、、ん」
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名無し(プロフ) - 楼茉（ろま）さん» コメントありがとうございます。自分で書いておいて紫耀くん理想の男すぎてしんどいですね(？) シリーズ大好きって言ってもらえるの1番嬉しいです！素敵だなんてそんなそんな。読んでくださってありがとうございます！ (2020年11月4日 22時) (
レス) id: 552652e013 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - くつしたさん» コメントありがとうございます。お礼だなんてそんな！ほんとに更新してなくて申し訳ないです…泣 れんちゃんとしょうくんほんと尊いですね？！自分で書いてて思います(は) あたたかいコメントありがとうございました！ (2020年11月4日 22時) (レス) id: 552652e013 (このIDを非表示/違反報告)
楼茉（ろま）(プロフ) - 誤魔化したり言葉を濁したりせず、真っ正面からぶつかって廉くんの不安ごと抱き締める紫耀くんかっこよすぎて...(T^T) このシリーズ本当大好きです！！ヘ(≧▽≦ヘ)♪ 素敵な作品をありがとうございます！！泣 (2020年11月4日 1時) (レス) id: 8e032e81a7 (このIDを非表示/違反報告)
くつした(プロフ) - 本編からひっそり覗かせて頂いていたのですが、今回の久しぶりの更新がうれしすぎて直接お礼を言わせて頂きたく…。ほぼ初めての嫉妬をしちゃうれんれんと、「もう廉が最後だと思う」安心させてあげる平野氏尊い…。これからも応援しています！ (2020年11月4日 0時) (レス) id: 69291a112e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年9月6日 23時
